新型VPN「Runetale」
2023-07-04 08:50:11
革新型P2P VPNサービス「Runetale」が9000万円の資金調達を実施
新たなVPNの形「Runetale」の登場
近年、リモートワークやIoTデバイスの普及に伴い、企業のセキュリティ対策は新たな局面を迎えています。そんな中、全く新しい通信体験を提供するVPNサービス「Runetale」が登場し、注目を集めています。このVPNは、米国の投資家から9000万円の資金調達を行い、さらなる進化を目指しています。
Runetaleが解決するVPNの課題
現在のVPN市場は、2000年代初頭の設計思想に基づく従来型VPNが主流となっています。しかし、これらは最新のリモートワークやクラウドサービスのニーズに対応しておらず、スピードやセキュリティー面で多くの課題を抱えています。多くの企業で採用されているVPNは、Hub-and-spoke方式を用いたものが多く、通信速度が遅く、セキュリティ面でも脆弱です。特に、2021年から2022年にかけては、VPNの脆弱性をきっかけとしたサイバー攻撃が2000%も増加しているという報告もあります。
これに対し、Runetaleは「新しい通信体験」を提供し、企業のデジタル化に伴うセキュリティリスクに真正面から立ち向かいます。
Runetaleの機能と特徴
Runetaleは、WireGuardというモダンな通信プロトコルを採用し、P2P(Peer-to-peer)によるメッシュネットワークを実現しています。これは、デバイスやクラウド、アプリケーションに直接接続することができるため、従来のVPNに比べてずっと高速な通信が可能です。また、初期導入が簡単で、複雑なネットワーク管理が必要なく、ユーザーはデバイスにクライアントをインストールするだけで使用を開始できます。
さらに、ユーザーごとにアクセス権を管理するRBAC(Role-based Access Control)や、DNS管理機能を搭載し、運用面でもシンプルかつセキュアな環境を提供できるよう進化していく予定です。
現在の利用状況とユースケース
Runetaleは、クローズドβ版のリリース以来、リモートワーク支援をはじめとするさまざまなユースケースで実証実験が行われてきました。国内外を問わず多くの企業が実際に使用しており、特にゼロトラスト環境の実維持や、拠点間VPNとしての活用などが期待されています。さらに、他のVPNサービスとの併用も可能であり、その柔軟性が多くの企業に支持されています。
未来展望
Runetaleの開発チームは「小さなインターネットを再構築する」というミッションのもと、現在のインターネット環境の問題を解決することを目指しています。短期的にはリモートワークなどでの活用が進む一方、中長期的にはIoTデバイスとの連携やエッジコンピューティングといった新しい価値の提供を視野に入れています。
企業のセキュリティ対策において、Runetaleは間違い無く新たなスタンダードとなることでしょう。これからの展開が楽しみです。
お問い合わせ
Runetaleに興味がある企業様やVPNに関するご相談は、公式ウェブサイトからお気軽にお問い合わせください。より安全で効率的な通信環境を実現する手助けをいたします。
会社情報
- 会社名
-
Runetale株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木7-3-12六本木インターナショナルビル5B
- 電話番号
-
070-4104-4431