文研出版が新たに発表した動画制作ガイド
大阪市に本社を構える株式会社新興出版社啓林館は、新たな児童書をリリースしました。その名も『動画をつくって発表しよう観察や記録をしてみよう』。この本は、文部科学省のガイドラインに対応しており、子どもたちが動画制作の基礎を学ぶための一冊です。
1. シリーズの目的と構成
このシリーズは、自分の言葉で「見て・くらべて・伝える」力を育てることを目指しています。動画制作に不安を抱く子どもでも、短時間で取り組める簡単な活動例と丁寧な手順が用意されているため、無理なく動画学習を始めることができます。
学校や家庭、地域のイベントでも活用でき、授業だけでなく生活科や図工、行事の記録や発表にも役立ちます。さらに、家庭では親子でミニ動画を制作することで、学びを日常生活に結びつけることができます。
2. 安全で安心な動画制作の学習
本書では、個人情報や著作権、撮影のマナー等を低学年向けにわかりやすく解説しており、安心して動画制作に取り組むことができます。また、チェックリストや振り返りシートも収録されているため、運用がラクに行えます。
3. 注目の第1巻「観察や記録をしてみよう」
今回の第1巻『観察や記録をしてみよう』では、撮影の基本をやさしく学べます。手ぶれの対策やカメラの向き、アプリの使い方など、低学年でもできるコツが段階的に紹介されています。生き物や実験等を題材にして、学校の授業やイベントで活用できる記録動画を作成し、皆でその成果を共有します。
4. 専門家の監修
本書は、教育界の専門家たちによって監修されています。近畿大学附属小学校の外山宏行教諭は、ICT教育推進委員長としての経験を持ち、Apple Distinguished Schoolの認定を推進してきました。また、常葉大学の酒井郷平准教授は、教育工学や情報モラル教育を専門にしており、文部科学省の情報モラル教育推進事業にも関与しています。
5. 商品情報
- - 商品名: 動画をつくって発表しよう観察や記録をしてみよう
- - シリーズ: 動画をつくって発表しよう
- - 対象: 小学校中学年以上
- - 判型: AB判(26.4×21.7cm)、40頁、NDC007
- - 定価: 本体3200円(税別)
- - ISBN: 978-4-580-82714-1C8304
- - HP: 文研出版公式サイト
この新しいガイドを通じて、子どもたちが安心して動画制作に取り組むことができるようになり、創造力を高める機会が広がることを期待しています。今後の教育現場への普及が楽しみです。