シニア人材活用へ向けた新たなパートナーシップの展開
シニア人材活用へ向けたコラボレーション
2023年8月1日、株式会社ライフワークスと株式会社アクティブ アンド カンパニーは業務提携に関する基本合意書を締結しました。この提携は、シニア人材の活用を支援するための新たなステップであり、両社が持つ専門知識とリソースを活かし、経営課題の解決に寄与することを目的としています。
業務提携の背景
近年、多くの企業がシニア人材に対する採用戦略を見直す状況にあり、2025年には50歳以上の社員が企業の約42%を占めると予想されています(ライフワークス調査)。これにより、シニア制度の設計や運用が喫緊の課題として浮上しています。
増加するシニア社員の現状
特に、2015年から2030年にかけて、60~64歳のホワイトカラー高齢社員数は約54万人増加するとされています(日本経団連調査)。これらのデータは、シニア社員の増加が経営において無視できない要素であることを示しています。
企業が直面する課題
シニア人材をどのように活用するか、またその制度をどのように運営するかは、多くの企業にとって大きな課題となっています。たとえば、再雇用者の増加や65歳定年の延長を見据えた施策が求められる中で、社内の合意形成が難航するケースも少なくありません。さらに、シニア社員が自律的にキャリアを選択できる環境を整えることも重要です。
提携内容と今後の展望
ライフワークスとアクティブ アンド カンパニーは、シニア制度構築において企業が抱える課題に対する「シニア活用の啓発活動」を実施します。この啓発活動は、セミナーなどを通じて裾野を広げることを目指し、企業におけるシニア人材の価値を高めることを狙いとしています。
一方で、両社の「サービス連携」を行い、制度構築と運用支援の双方向のアプローチを通じて、シニア人材の活用効果を最大化することを考えています。
株式会社ライフワークスの実績
ライフワークスは創業から18年間、ミドル・シニア向けのキャリア自律支援サービスを提供してきました。400社以上の大手企業との協力を通じて、研修やカウンセリングなどを行い、企業の人材活性化を実現しています。また、日本の「働き方改革」推進の中心として、人材のキャリア開発に寄与するオウンドメディアも運営しています。
株式会社アクティブ アンド カンパニーの役割
一方、アクティブ アンド カンパニーは人事制度の構築を行い、企業の「第二人事部」としての役割を果たしています。クラウド型の組織戦略システム「サイレコ」を通じて、クライアントの戦略人事を噛み砕いていくことで、組織の活性化を後押ししています。
まとめ
この度の業務提携により、両社はそれぞれの強みを活かし、シニア人材の活用においてより一層の成果を上げることを目指します。シニア人材が企業の成長にどう貢献できるかを考え、実践することで、今後のビジネスの現場において重要な価値を創出することが期待されています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ライフワークス
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27番5号 リンクスクエア新宿16階
- 電話番号
-
03-6880-1400