珍しい昆虫を学び、楽しむチャンス!
2024年8月10日から18日まで、千葉県千葉市にあるイオンモール幕張新都心グランドモールで「小学館の図鑑NEO たんけん昆虫フェス 自由研究大作戦」が開催されます。このイベントでは、特に注目の珍しい雌雄モザイク個体のミヤマクワガタが特別展示されることが決定しました。
この珍しい昆虫は、雌と雄の特徴を1つの体に持つ「雌雄モザイク個体」と呼ばれます。そのユニークな姿は、通常の昆虫とは一線を画し、興味深い学びの素材となるでしょう。そうした貴重な存在を実際に見ることができる貴重な機会です。
雌雄モザイク個体とは?
雌雄モザイク個体とは、特定の昆虫が持つ性質で、1つの個体の中に雄と雌の特徴が混在している状態を指します。この現象は、細胞分裂の過程や突然変異によって引き起こされると考えられていますが、正確な原因は完全には解明されておらず、研究が期待される分野です。一般的には、体の片方がオスの特徴を持ち、もう片方がメスの特徴を持つことが観察されます。
この特異な昆虫を見ることで、参加者はその生態や進化について学ぶ機会を得ることができます。
追加展示の背景
今回の特別展示は、オオクワ京都昆虫館から寄贈された「天然採取の雌雄モザイク個体のミヤマクワガタ」によって実現しました。昆虫館の一色館長は、珍しいこの個体を多くの人に見てもらいたいと考え、特に自由研究の題材として活用できるとコメントしています。学びながら楽しめるこの機会は、子どもたちの自由研究のテーマにぴったりです。
見学と観察の方法
展示の際は、1階の受付にて「たんけん昆虫フェス」のチケットを購入した後、3階のイオンホールにお越しください。展示会場では、肉眼でもその特徴を確認可能ですが、細部を見るための虫メガネも用意されています。特に小さな個体の場合、虫メガネを使用するとより明確な観察が可能です。
さらに、一色館長による解説パネルも展示されているため、自由研究の資料としても活用できる内容が用意されています。
注意点: 雌雄モザイク個体は短命であるため、展示期間中に寿命が尽きてしまう可能性があります。その際は標本展示と動画での代替案内を行いますので、ご了承ください。
シリーズ情報とコンタクト
「小学館の図鑑NEO」は、シリーズ累計発行部数が約1,500万部を超え、学習図鑑の売上No.1を誇ります。様々な昆虫や生態系についての知識が詰まったこの図鑑をぜひ手に取ってみてください。
詳細については公式サイトをご覧ください。イベントを通じて、新しい発見や学びを得る素晴らしい体験をお楽しみください!