子どもたちのための新しい指導教材が登場
発達神経科学に基づいて、子どもたちに生活リズムや睡眠の重要性を伝える新しい教育プロジェクトが始まりました。このプロジェクトは、和洋女子大学の鈴木みゆき教授が代表を務める「子どもの早起きをすすめる会」によって展開されており、専用の教材サイト「レポート.JP」がオープンしました。ここでは、小学校高学年を対象にした生活リズムに関する指導教材が無料でダウンロード可能です。
教材の内容
新たに開発された教材には、以下の3つの基礎教材が収録されています。
1.
「早起きリズムは命のリズム」
- 制作:子どもの早起きをすすめる会および南和歌山医療センター小児科の星野恭子医師。
- この教材は、睡眠覚醒リズムの重要性を伝え、子どもたちの生活習慣を改善するための内容が盛り込まれています。
2.
「早起き生きる力」
- 制作:荒川区立汐入小学校の主査栄養士、宮島則子氏。
- 食育に関するこの教材は、正しい食生活がいかに子どもの成長に寄与するかを教えます。
3.
「うんちは、身体からのメッセージ!」
- 制作:NPO法人日本トイレ研究所の代表、加藤篤氏。
- 排泄についての理解を深め、健康的な生活リズムを促進します。
教材の特長
本教材は、発起人の小児科医が実際の講演で使用している資料を基にしており、抽象的な「早起きのすすめ」ではなく、科学的な視点からリズムの重要性を解説しています。各スライドは一つのテーマに基づいており、部分的にも利用しやすい構成となっています。教材はパワーポイントとPDF形式で提供され、誰でも簡単にダウンロード可能です。
教材の利用対象
この教育資料は主に小学校高学年の児童を対象に設計されていますが、大人向けの資料も含まれており、家族や指導者が一緒に理解を深められる内容です。
「子どもの早起きをすすめる会」について
この団体は平成14年から、現代の子どもたちを取り巻く環境を改善するための活動を行っています。発達神経科学の観点から、睡眠覚醒リズムの重要性を訴え、各地での講演会やシンポジウムを通じて知識と情報の提供をしています。また、ワークショップを通じて指導者向けの研修も行い、子どもたちへの教育を支援しています。
もっと詳しい情報
子どもの生活リズムを改善するための資料は、以下のURLからダウンロードできます。
資料のダウンロードはこちら
お問い合わせ
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