ロレアルの未来
2021-02-01 20:55:48

日本ロレアル、コロイド界面技術シンポジウムでその未来を語る - サステナビリティへの挑戦

日本ロレアルの挑戦とサステナビリティプログラム



日本ロレアル株式会社は、2021年2月4日と5日に神奈川県川崎市で開催される『第38回コロイド界面技術シンポジウム』に参加し、同社独自のサステナビリティプログラム『ロレアル・フォー・ザ・フューチャー』を発表します。このプログラムは、環境と社会の課題に対するロレアルの取り組みを明らかにし、持続可能な未来の実現を目指しています。

シンポジウムの主要テーマとロレアルの役割



今回のシンポジウムでは、アフターコロナの世界に向けた研究開発や、女性の活躍推進、環境問題に関する最新の知見が共有される予定です。ロレアルのリサーチ&イノベーションセンター所長であるマチュー・キャシエが登壇し、同社のサステナビリティに関する進捗状況と未来へのビジョンを紹介します。

特に、2020年に立ち上げられた『ロレアル・フォー・ザ・フューチャー』プログラムでは、持続可能性に対する新たなコミットメントが提案されています。このプログラムは地球環境への影響を最小限に抑え、持続的な成長を促進することを目指しています。

ロレアルのサステナビリティプログラムの歴史



ロレアルグループは、1979年に動物実験を廃止するために人工皮膚モデルを作成し、その後も環境への負荷を減少させるための多くの施策を講じてきました。以下は、同社の主な取り組みのいくつかです:
  • - 1995年には化粧品の環境影響を研究するラボラトリーを設立。
  • - 2002年からは、サプライヤーに対する環境監査を実施。
  • - 2013年には、次世代に向けた第一世代のサステナビリティプログラム『Sharing Beauty With All』を開始。
  • - 2020年には、2030年に向けた新プログラム『ロレアル・フォー・ザ・フューチャー』を立ち上げました。

このプログラムでは、気候、水、生態系などに関連する新たな目標が設定されています。特に、製品に関わる温室効果ガスの排出量を2030年までに50%削減することを目指しています。また、カーボンニュートラルの実現を2025年までに達成する計画です。

二次付着防止機能を持つ新製品



シンポジウムの中で、川崎市のリサーチ&イノベーションセンターの女性研究員が『ポリイオンコンプレックス技術(PGP)を使用した二次付着防止機能を持つ化粧品』について発表します。この技術により、マスクにつかないファンデーションが実現され、在宅勤務や外出時でも、快適に使用できる化粧品の開発が進んでいることが示されます。

未来を見据えたロレアルの志



ロレアルグループは、2030年までに持続可能な社会の実現を目指し、様々な活動に取り組んでいます。新たに設立された基金によって、困難な立場にある女性への支援を行うなど、社会的な課題にも目を向けています。これにより、ロレアルはよりインクルーシブでサステナブルな未来へ向かって邁進しているのです。

本シンポジウムを通じて、ロレアルの取り組みがどのように世界に影響を与え、持続可能な未来のリーダーシップを取る存在となるのか、注目が集まります。

会社情報

会社名
日本ロレアル株式会社
住所
神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1KSP R&D A-1206
電話番号
044-812-2503

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