ZINE・リトルプレスフェア
2025-10-27 13:33:13

個人の創作を応援する「ZINE・リトルプレスフェア」開催情報

有隣堂が開催する「ZINE・リトルプレスフェア」



2025年11月1日から12月31日まで、神奈川県横浜市に本社を置く株式会社有隣堂が「YURINDO SELECT ZINE・リトルプレスフェア」を開催します。このフェアは、個人の発信力を活かした出版文化、特にZINEやリトルプレスに焦点を当てています。

フェアの背景と目的


近年、SNSやデジタルツールの普及によって、自分の考えや創作を自由に発信できる環境が整っています。ZINEやリトルプレスは、これまで商業出版に囚われなかった「個人編集」「非商業出版」として注目され、多くのクリエイターたちに利用されています。しかし、書店側には直取引の煩雑さや在庫管理、作品選定に関する課題も存在しています。そこで、有隣堂はこれらの課題を解決するために、「集中選書型フェア」としてZINEの魅力を広める試みを行います。

開催店舗と提供内容


本フェアは、伊勢佐木町本店や戸塚モディ店、ルミネ横浜店など、横浜近郊の8店舗で実施されます。展開期間は2025年11月1日から12月31日で、各店舗で選定された40冊の本が提供されます。選書は、既存の成功事例を基にした集中システムにより、店舗の負担を軽減した形で行われます。

ZINEの多様性と選書


選定される8タイトルは、公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」での紹介や、既存店舗での実績に基づいて厳選されています。選ばれた作品はそれぞれ個性を持ち、「作り手の想い」、「地域とのつながり」、「本を介した新しい学び」といったテーマで構成されています。例えば、又吉直樹が手がける『又吉直樹マガジン 椅子』や、崎陽軒の「シウマイ弁当」に関する歴史を紐解く『崎陽軒シウマイ弁当 70年の軌跡』など、様々なジャンルが展開されます。特に「ZINEを作って売りきるまでのはなし」では、制作の手順や販売戦略が具体的に記されており、ZINE作りのバイブルとも言える内容です。

地域文化との連携


有隣堂は、これまでにも関西初のZINE取扱店舗を立ち上げたり、都市型カルチャーの発信拠点を設けたりするなど、多店舗でのZINE展開を進めてきました。今後もこの文化をさらに広げることで、地域社会に貢献するとともに、新たな創作活動を支援していきます。

まとめ


「ZINE・リトルプレスフェア」は、個人の創作を支援し、地域の文化を再発見する重要なイベントです。多くの書店がZINEを取り扱うことで、クリエイターと読者をつなぐ新たな場が生まれ、より豊かな文化的交流が期待されます。ぜひ足を運んで、多彩なZINEの世界を楽しんでください。


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会社情報

会社名
株式会社有隣堂
住所
横浜市中区伊勢佐木町1丁目4番地1
電話番号
045-825-5551

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