竜王戦第2局があわら市でいよいよ開催!
全国の将棋ファンが注目する第37期竜王戦の第2局が、福井県あわら市で19日と20日に開催されます。4連覇を目指す藤井聡太竜王と、初のタイトル戦に挑む佐々木勇気八段が繰り広げる迫力の対局は、ファンにとって見逃せないイベントです。
会場は、あわら温泉にある「あわら温泉美松」の特設会場「竜悠(りょうゆ)」。この場所は、福井の魅力を大切にしたデザインで、越前和紙を使用した壁面が特徴です。和の雰囲気が漂う中で、将棋の熱戦が繰り広げられます。
豪華な棋士陣が揃う
立会人には、実力者の深浦康市九段、解説には渡辺明九段が担当し、対局の魅力が一層引き立てられます。この豪華な布陣によって、観客たちは対局の見どころを余すところなく享受できるでしょう。
関連イベントと将棋体験
さらに、あわら市では万全の関連イベントが用意されています。9月初旬から行われた前夜祭と大盤解説会のチケット申し込みは、高倍率であったことからも、このイベントの人気の高さを物語っています。
19日には、将棋大会が清風荘で開催されます。約80人が参加するこの記念大会では、参加者が予選後に決勝トーナメントの熱い戦いを繰り広げます。そして、敗れた参加者には、佐々木慎七段や村田顕弘六段との「指導対局」という貴重な体験の機会が与えられます。
また、同日と20日には、伝統芸能館で将棋体験コーナーも設けられ、初心者から経験者まで楽しめる内容になっています。ここでは、しっかりした指導を受けながら、「はさみ将棋」や「回り将棋」のような多様な形式の将棋が体験できる貴重な機会です。
秋のフルーツパーラーとグッズ販売
さらに、あわら温泉湯のまち広場では、「秋のフルーツパーラー」が催され、新鮮なフルーツやスイーツが楽しめます。この会場でも将棋の楽しみが盛りだくさんです。また、芦原温泉駅の「アフレア」広場では、地元の特産物や勝負おやつの販売が行われ、地域の魅力を発信します。
オンライン観戦の機会も
対局は、大会公式サイトやABEMAの「将棋」チャンネルなどを通じて配信され、大画面で楽しめるパブリックビューイングも行われるため、ファンは自宅やさまざまな場所で観戦することが可能です。
まとめ
竜王戦第2局は、ただの将棋の試合ではなく、あわら市全体を巻き込んだ大イベントとして、多くのファンに愛されることでしょう。藤井聡太竜王と佐々木勇気八段の対局の模様とともに、関連イベントや美味しい食べ物、地域の魅力を存分に楽しんでください。この週末のあわら市は、将棋愛好者にとって絶対に訪れるべき場所です。