国際海上コンテナの安全対策会議が開催
令和7年3月27日、国土交通省は第15回国際海上コンテナの陸上運送に関する安全対策会議を開催します。この会議は、国際海上コンテナがもたらす輸送効率の向上と同時に、陸上運送中の事故防止策について関係者間での情報交換と意見議論を目的としています。
国際海上コンテナの重要性とリスク
国際海上コンテナは、その大きさと重さにより、効率的な海陸複合輸送を実現しますが、一方で横転や事故のリスクも伴います。特に日本国内では、陸上運送中に発生する事故が重大な被害を引き起こす恐れがあります。これに対処するため、国土交通省は既に平成25年に「国際海上コンテナの陸上運送に係る安全対策会議」を発足させ、持続的な安全対策の強化に取り組んできました。
会議の内容
今年の会議では、昨年度の横転事故などに関するデータを踏まえ、「国際海上コンテナの陸上における安全輸送ガイドライン」の認知状況や成功事例についても議論されます。さらなる情報交換を通じて、実効性のある事故防止策を導き出すことが期待されています。
- - 開催日時: 令和7年3月27日(木)14:00~15:30
- - 場所: 合同庁舎2号館共用会議室5(オンライン参加も可能)
- - 主要議題: 横転事故の発生状況、安全対策に関する調査結果や優良事例の報告
国土交通省は、事故防止に向けた新しい施策の検討とともに、実施状況のフォローアップを行っており、今回の会議もその一環として位置づけられています。
メディア関係者への案内
会議自体は非公開ですが、冒頭挨拶の撮影が許可されます。参加を希望するメディア関係者は、3月26日(水)18時までに名刺のスキャンデータを添付して指定のメールアドレスまでご連絡ください。収容人数の関係から、各社1名までの参加に限られています。
この取り組みによって、更なる安全確保が期待される国際海上コンテナの陸上運送。今後の議論がどのような結果をもたらすのか、注目が集まります。
お問い合わせ先
国土交通省 物流・自動車局安全政策課
電話: 03-5253-8111(内線41613) 直通: 03-5253-8565