叡啓大学公開講座「英会話 at 叡啓」第4回レポート

叡啓大学（学長：有信睦弘）が広島市中区で12月24日に開催した公開講座「英会話 at 叡啓」の第4回についてご紹介します。今回のテーマは「Welcome to Hiroshima!」。シリーズ全4回のこの講座は、受講者が広島の歴史や観光名所、地元の料理、そして文化を英語で説明できるスキルを身につけることを目的としています。

講座の内容と進行

第4回の講座では、広島の文化にスポットを当て、受講者が様々な文化に関する情報を英語で伝えられるようになることを目指しました。講座はまず、家庭内のルールを英語で表現することから始まりました。参加者はグループに分かれ、お風呂掃除や朝の挨拶に関するルールについてディスカッションを行いながら、表現方法を共有しました。

次に移ったのは公共交通機関を利用する際のルールです。受講者たちは電車の運賃の払い方や優先席の利用マナー、スマートフォンの使用に関する社会的ルールについて学びました。講師のバロウズ教授からは、これらのルールを英語で「Laws」、「Customs」、そして「Etiquette/manner」と表現できることを学び、より具体的な英語表現を吸収しました。

ひとつのハイライトとして、厳島神社を訪れる際に守るべきルールを話し合った時、参加者たちは少々困惑しながらも、グループ内で教え合いながら解決策を探りました。このような実践的な学びの場は、参加者にとって大変貴重な経験となりました。

箸の使い方と新年の慣習

また、今回の講座では箸を使う際のルールについても学習しました。「叩き箸」や「ねぶり箸」といった、避けるべき使い方を英語で表現するチャレンジが行われ、参加者は家族の新年の習慣についてもディスカッションしました。新年を迎えるための計画や、観る予定のテレビ番組などについて英語で考えることで、英語への親近感が一層深まりました。

クリスマスに関するクイズ

この講座は12月24日に開催され、最後には特別なクリスマスクイズが出題されるというサプライズもありました。参加者同士がこれまでの講座での交流を背景に、より積極的に楽しく会話をする姿が見られました。

叡啓大学のこの公開講座は、単なる英会話の勉強だけでなく、広島の文化を理解し、異国の人々とコミュニケーションを取るための貴重なスキルを養う場として人気を集めています。これからも続く講座に期待が高まります。