アーバンプランが実現したオフィス環境のアップデートに迫る

アーバンプランが導入した最新のオフィスレイアウト

株式会社アーバンプランは、東京本社オフィスのレイアウトを新たにアップデートし、職場環境をより快適にしました。社員数の増加やオンライン会議の影響で、会議室の不足や座席数の確保が求められる中、どのような変化がもたらされたのでしょうか。

座席確保のための小上がりスペース改修

東京本社オフィスは2022年の移転から3年が経ち、その間に社員が増えたことで座席数に対するニーズが高まりました。これに伴い、改修前の小上がりスペースが改めて評価されることになりました。このスペースはカジュアルな業務やリラックスとして利用されることで期待されていましたが、実際には使用頻度が低く、使いにくいと感じられていました。

新たに設置されたカウンター席は、この小上がりの利点を生かしつつ、より実用的なデザインに仕上げられています。柱のサイズに合わせて作られた造作のカウンターは、動線が確保された設計になっており、社員たちが集中しやすい環境を提供しています。32階からの素晴らしい景観は、仕事の合間の気分転換にも一役買ってくれます。

視覚的魅力と機能性を兼ね備えた新スペース

カウンター席の周囲は配線を隠し、整然とした印象を与えています。両端には2台のモニターが設置されており、業務の効率を高める役割を果たしています。打ち合わせや意見交換をしまう際も近くに座れるため、コミュニケーションがしやすい空間となっています。椅子にはヴィトラのオールスターを採用し、快適さとデザイン性を両立させています。

会議室不足への新たなアプローチ

オンライン会議が増加する中で、オフィスの会議室が埋まりやすくなっています。この問題を解決するために、株式会社アーバンプランはコクヨ社製の1人用ワークポッドを導入しました。このワークポッドはガラスで囲まれたデザインで、開放感がありながらもプライベートな空間を提供しています。急なオンライン会議などにもすぐに対応できる使い勝手の良さが魅力です。

経年変化を受け入れるオフィス環境

オフィスの改善を図る一方で、経年変化についても目を向ける必要があります。小上がりを撤去し、家具の色や床の汚れなどの経年劣化を実感しています。オフィス全体を一度に改装することは難しいですが、部分的な変更によっても最適な職場環境を構築することが可能であることを認識することが大切です。今後も自社の成長とともに、クライアントへの提案に経験を活かしていく方針です。