葬儀は非常に重要な儀式であり、故人の生前の思い出を反映させる祭壇デザインが求められます。しかし、故人を偲ぶ時間は限られており、デザイン制作に時間をかけることが難しいのが現実です。そんな中、ITの力を借りて新たな時代の葬儀を提案するのが、2024年11月1日にサービスを開始する『NOA(ノア)』です。
『NOA』は、病院などから告知を受けてから、葬儀までの平均日数が3〜5日という短期間の中、故人の個性を表現するために誕生したサービスです。手元のPCからインターネットを経由して利用できるアプリケーションで、花の色、形、故人の趣味、予算といった情報を入力するだけで、AIが約2000枚の祭壇デザインをもとに新たな生花デザインを自動生成します。
AIを利用することで、従来はフラワーデザイナーが約6時間かけていた作業をわずか1分で完了させることが可能となります。この効率化は、スタッフの工数削減はもちろん、より多くのお客様に迅速な提案ができるようになることを意味します。もちろん、葬儀において故人の個性を尊重することは大切であり、『NOA』によってより多くの選択肢が提供されることが期待されます。
また、サービス開始に先立ち、2024年10月1日から10月31日までの1ヶ月間、公式サイトにてデモシステムの無料体験が実施されます。このデモを通じて、実際にどのようにデザインが生成されるのかを体験することができ、葬儀に対する新たな理解を深める絶好の機会です。
『NOA』の開発を進めるのは、abs株式会社。埼玉県さいたま市に本社を置くこの会社は、冠婚葬祭事業をITでサポートし、より便利で効率的なサービスの提供を目指しています。また、サポートを行う株式会社GALLUSYSは東京都新宿区に本社を構え、アプリ開発を専門にしています。さらに、非言語SNSの「ピクティア」をグローバルにリリースするなど、様々なプロダクトの創出にも取り組んでいます。
『NOA』が提供する新たなサービスは、今後の冠婚葬祭業界における変革の一歩となることでしょう。関心がある方は是非、公式サイトの情報をチェックしてください。
公式サイト:
NOA公式サイト
問い合わせ: abs株式会社『NOA』開発担当 048-650-8501