南三陸サーモンフェア
2025-03-26 14:06:19

南三陸町の魅力が詰まったサーモンフェアが今年も開催

南三陸町のサーモンフェア、2025年春に開催



宮城県南三陸町では、銀鮭の養殖発祥の地として名高いこの場所で、今年も『南三陸サーモンフェア』が開催されます。一般社団法人南三陸町観光協会の主催により、2025年4月中旬から7月中旬の水揚げ期間中に行われ、地元ならではの新鮮なサーモンを存分に味わえる機会です。

サーモンの魅力とは


南三陸町で養殖されている銀鮭。鮮やかなサーモンピンクの体色と程よい脂ののりで、人気が高まっています。この地域の養殖が始まったのは1975年に遡り、一人の漁師が成功を収めたことから始まりました。現在では、宮城県は銀鮭の生産量日本一を誇り、様々なブランドが成立しています。

しかし、ここまでの道のりには試行錯誤があったことも忘れてはなりません。初期の銀鮭は地元の方々から生臭いと敬遠されることで苦い経験を持ちました。そんな中で、一部の漁師たちは「本当の美味しさ」を追求し始めました。これは、より良い環境で育てあげるために餌の見直しを行い、流通プロセスや加工技術を確立していく大変な挑戦でした。

南三陸の水揚げの強み


漁業者たちが培った新鮮な魚を提供するための技術は今や地域の大きな誇りです。銀鮭の水揚げが行われる朝、市場に向かう船の乗り場では、漁師たちが神経締めという手法で活け締めを行い、新鮮な状態を保っています。このため、銀鮭はひときわ旨味が引き立ち、食卓に届くのです。

銀鮭漁師であり料理人でもある佐藤将人さんは、「みずみずしさが特徴の銀鮭は、四〜五日寝かせることで、旨味がさらに凝縮されます」と教えてくれました。この地元の特性を活かした飲食シーンも見逃せません。漁師が隣に座るカウンターで新鮮なサーモンを味わえるのも、南三陸町ならではの体験です。

フェアの概要


今年のサーモンフェアには、参画する店舗が19事業所あり、各地で特色あるメニューが展開されます。創菜旬魚はしもと、鮨処えんどう、食事処松原など、さまざまな飲食店が力を合わせて新鮮な銀鮭を提供します。

また、南三陸町内の民宿やキャンプ場でも特別な宿泊プランが用意されており、観光客にとって魅力的な選択肢となっています。さらに、2025年6月8日には、一本売りの特別イベントが行われる予定。新鮮なサーモンを特別価格で手に入れるチャンスです。

まとめ


南三陸サーモンフェアは、地域の誇る養殖技術と、新鮮な食材を最大限に活かした料理を楽しむことができる絶好の機会です。地域の物語や漁師の情熱に触れながら、南三陸の食文化を堪能してください。この貴重なフェアを通じて、地元の魅力を再発見しつつ、またこの場所を訪れるきっかけになることを願っています。


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会社情報

会社名
一般社団法人南三陸町観光協会
住所
宮城県本吉郡南三陸町志津川五日町200番地5
電話番号
0226-47-2550

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