クレーン安全大会の技術
2025-10-16 11:15:58

第45回全国クレーン安全大会での最新技術紹介と安全文化の向上

第45回全国クレーン安全大会のご紹介



2025年10月9日(木)と10日(金)の2日間、岐阜市のぎふしんフォーラムにて、全国的な規模で「第45回全国クレーン安全大会」が開催されます。この大会は、日本クレーン協会が主催し、厚生労働省が後援するもので、日本中から製造や建設、運用に携わる企業および関係者が集結します。参加者に向けては、クレーンの安全な利用に関する最新の知見や技術が共有され、労働災害を防ぐための取り組みが紹介されます。

安全文化の浸透に向けた取り組み


大会の目的は、単に技術や知識の共有にとどまらず、業界全体の安全文化の向上にも重きを置いています。スローガンには「吊るす責任支える誇りコレーンが運ぶ確かな安全」が掲げられ、参加者が安全行動を定着させるための意識向上を図ります。また、最新の安全管理手法についての講演や事例発表も行われ、業界内のコミュニケーションを促進する機会となります。

講演内容とハイブリッドラフター技術の紹介


大会の2日目には、「クレーン等の製造者・使用者の集い」が行われます。この場では、当社の設計部長が新たに開発したハイブリッドラフター「SR-250HV」を紹介します。このクレーンには外部電源油圧供給ユニット「EK-UNIT」が搭載されており、CO₂排出ゼロを実現する革新的な技術です。

このハイブリッドシステムは、クレーンの性能向上だけでなく、作業効率や安全性の確保にも寄与します。参加者からは、環境対策を意識した技術への高い関心が寄せられ、持続可能な建設現場の実現に向けた期待が高まっています。

日本クレーン協会の取組み


当社は、日本クレーン協会の取り組みに賛同し、今後も安全性と環境性能を両立させた建設機械の開発を進めていく所存です。その一環として、持続可能な社会の実現に向けた事業活動を推進し、より安全で効率的な建設現場の実現に貢献することを目指しています。大会を通じて、業界全体の意識向上と技術革新が促進されることが期待されます。

おわりに


全国クレーン安全大会は、クレーン技術に携わる全ての人々にとって貴重な学びと交流の場です。最新技術の導入や安全文化の浸透を促進することで、未来の建設現場がさらに太陽に照らされ、安全かつ環境に優しい場所となることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社加藤製作所
住所
品川区東大井1丁目-9-37
電話番号
03-3458-1111

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