スコッチウイスキー誕生の地からの贈り物
スコッチウイスキーの歴史的な地であるリンドーズ修道院から、特別な限定品「リンドーズ シングルモルト ティロン2024」が2025年6月27日(金)に発売されます。この新作は、1181年に設立されたこの修道院に敬意を表し、特にフランス・ティロン産のフレンチオークを使用して熟成された原酒が用いられています。
リンドーズ修道院の魅力
リンドーズ修道院は、1494年にスコットランド王からの依頼で修道士ジョン・コーによって初めてスコッチウイスキー「アクアヴィテ」が作られた場所です。中世の修道院は学問の中心でもあり、蒸留技術がアラビアからシチリアを経由してヨーロッパに広まった際の重要拠点でもありました。1191年に設立されたこの修道院は、歴史の中でさまざまな影響を受けつつも、今日までその名を残し続けています。
限定品「リンドーズ シングルモルト ティロン2024」の詳細
この製品は、リンドーズ修道院を設立した修道士たちへのオマージュであり、その名にはフランスのティロン・ガルデとの深い絆があります。蒸溜所は2016年に設立運営前のプロジェクトが始まり、特注のフレンチオークが樽に組み上げられました。2018年に樽にニーポット(新しい原酒)が詰められることで、贅沢なフレーバーが長い時間をかけて熟成されました。製品はバーボン樽と赤ワイン樽の原酒をブレンドし、ノンチルフィルタリングで49.4%という贅沢なアルコール度数で仕上げられています。また、1本の樹に対し6本の植樹が行われるなど、環境にも配慮がなされています。
テイスティングにおける魅力
このウイスキーは、バニラと焼きバナナの芳醇なフレーバーが主役となり、シナモンやクリスマスケーキの甘いスパイスが加わります。その後、バニラとキャラメルの丸みを帯びたノートやフルーティな華やかさが重なり、ローストした栗の風味も顔を出します。複雑性と完璧なバランスを持ったこのウイスキーは、余韻も心地よく、シルクのような滑らかさを楽しむことができます。
リンドーズ・アビー蒸溜所の成り立ち
この蒸溜所は、スコッチウイスキーの歴史的場所の活用によるものです。ドリュー・マッケンジー・スミス氏が考古学的発見をきっかけに設立したリンドーズ・アビー蒸溜所は、その技術的背景を持つ故ジム・スワン博士の指導を受け、革新的な蒸留システムで高品質なウイスキーを作り上げています。発酵工程は96~114時間におよび、その結果として得られるフレーバーは他に類を見ません。
商品情報
- - 商品名: リンドーズ シングルモルト ティロン2024
- - アルコール度数: 49.4%
- - 容量: 700ml
- - 希望小売価格: 8,000円+税
- - 日本入荷総数: 360本
ぜひこの特別なウイスキーで、スコッチウイスキーの深い歴史と繊細な味わいを体験してください。