白馬八方尾根スキー場、2027年に新ゴンドラリフト開業予定

白馬八方尾根スキー場、新展開へ

長野県に位置する白馬八方尾根スキー場が、2027年12月に新ゴンドラリフトやベースセンターハウス、駐車場を新たに建設する計画を発表しました。このプロジェクトは、八方尾根開発株式会社と白馬観光開発株式会社の協力によって推進されます。両社は経営資源を結集し、国際競争力のあるマウンテンリゾートを目指しています。

新ゴンドラリフトの魅力

新しく導入されるゴンドラリフトは、名木山エリアからうさぎ平に延びる予定で、その水平延長は約2,200メートル、高低差は約650メートルです。大型の搬器に10人が乗れる設計で、すべての面が強化樹脂ガラスで覆われており、広々とした空間は快適性を向上させます。加えて、全方位から北アルプスの美しい景色を楽しむことができます。バリアフリーにも配慮され、誰でも利用しやすい設計です。

既存のゴンドラリフトに比べ、速度は秒速4mから6mに向上し、所要時間も短縮される見込みです。また、運送能力は大幅に増加し、来場者のニーズにしっかりと応えられる体制を整えることができます。

顧客利便性の向上

新ゴンドラリフトと共に、利用者の利便性を向上させるためのベースセンターハウスの建設も注目されています。現在の施設は分散しており、使いづらさを感じる利用者が多かったため、すべての機能を一つに集約するこのプロジェクトが計画されています。これにはカフェレストラン、売店、情報コーナー、スキー用具のレンタルショップなどが含まれ、より快適な環境が提供されます。

加えて、駐車場も約230台分の新設が計画されており、日帰り訪問者にとって利便性が大幅に向上します。

SDGsと地域活性化への取り組み

白馬八方尾根スキー場は、地域社会の活性化に貢献する役割を認識しており、国際的に競争力のあるマウンテンリゾートの実現に向けて、持続可能な成長に関わる多様な取り組みを行っています。また、SDGs（持続可能な開発目標）にも積極的に取り組み、地域全体が協力して訪れる人々に素晴らしい体験を提供できるよう努力しています。

今後の展望

新しい時代を迎える白馬八方尾根スキー場。この改修プロジェクトが完了すれば、訪れるお客様にとっての利便性が飛躍的に向上し、より快適に白馬の自然を満喫できることでしょう。スキーシーズンはもちろん、夏のアクティビティも視野に入れたオールシーズン営業を推進し、今後の成長が期待されます。

営業情報：冬期は2024年12月1日から翌年5月6日まで、夏期は2025年6月上旬から11月3日まで営業します。アクセスも良好で、東京からは約3時間の距離です。

今後は新たな取り組みが続々と発表されることでしょう。白馬八方尾根スキー場は、全てのお客様に笑顔を届けるため、これからも挑戦し続けます。