運輸安全マネジメント普及啓発推進協議会が開催、中小運輸事業者への安全意識向上を協議

運輸安全マネジメント普及・啓発推進協議会が開催 - 中小運輸事業者への安全意識向上を図る -



国土交通省は、7月24日に「第13回 運輸安全マネジメント普及・啓発推進協議会」を開催し、中小運輸事業者への安全意識向上を図るための取り組みを強化していくことを発表しました。

この協議会は、民間企業のリスクマネジメント会社、運輸関係団体、国土交通省が連携して、運輸安全マネジメント制度の普及啓発を推進することを目的としています。

中小運輸事業者の安全意識向上に向けて



運輸安全マネジメント制度は、経営トップのリーダーシップの下、会社全体で安全管理体制を構築し、安全に関する取り組みを推進することで、運輸事業者の安全性を向上させることを目指しています。

しかし、中小運輸事業者においては、この制度に関する理解が十分に進んでいないという課題がありました。そこで、国土交通省は、平成24年に「運輸安全マネジメント普及・啓発推進協議会」を設立し、中小運輸事業者への普及啓発活動に力を入れてきました。

協議会では、認定セミナーの開催や評価に関する取り組み、人材育成などの活動を行っており、中小運輸事業者の安全意識向上に貢献しています。

今後の取り組み



今回の協議会では、以下のような内容が協議されました。

  • - 第三者認定機関における認定セミナー及び評価に関する今後の取組
  • - 令和5年度の活動報告
  • - 令和6年度の活動(案)の承認
- 中小規模事業者に対する運輸安全マネジメント制度の普及・啓発活動の推進強化
- 第三者認定機関の力量向上のための人材育成の取組

安全意識の向上は、社会全体の安全につながる



運輸事業は、人々の生活や経済活動に欠かせないものです。安全な運輸事業を維持するためには、運輸事業者だけでなく、社会全体で安全意識を高めていくことが重要です。

国土交通省は、今後も、運輸安全マネジメント制度の普及啓発活動を通じて、安全な運輸事業の推進に取り組んでいくとしています。

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