海事産業の未来を考える講演会
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所の海上技術安全研究所が、令和8年1月23日(金)に「海事産業における脱炭素とGXの最新動向」というテーマで第25回講演会を開催します。今回は、ハイブリッド方式(対面・オンライン併用)で行われることになっており、多くの参加者に新しい知識と視点を提供します。
講演会の概要
この講演会では、基調講演1件、外部講演2件、研究講演2件が行われます。対面形式では三鷹市公会堂さんさん館で開催され、オンラインでも500名まで参加可能です。具体的には、対面参加は100名までとし、定員に達した時点で登録が締め切られるため、興味のある方は早めの登録が推奨されます。
日程
- - 開催日: 令和8年1月23日(金)
- - 講演会の時間: 13:00~15:05
- - ラボツアー: 15:30~16:45
講演プログラム
平田宏一所長が講演の幕開けを飾ります。
九州大学名誉教授、高崎講二氏が「水素の性状と大型船舶用水素エンジンの開発」についてお話しします。
ヤンマーパワーソリューション株式会社の平岩琢也氏、ジャパンハイドロ株式会社の青沼裕氏がそれぞれの企業での水素技術の進展について紹介します。
海上技術安全研究所の研究員が参加し、次世代燃料の研究や内航船のコンセプトデザインについて発表します。
研究統括監藤原敏文がの講演会を締めくくります。
ラボツアーで研究現場を体験
講演会終了後には、特別なラボツアーが設定されています。こちらは対面参加者のみが参加でき、海上技術安全研究所の最先端技術を見学することができます。ツアーでは三つの施設を訪問し、実際の研究機器や取り組みを目の当たりにできます。
1.
大型燃焼試験装置とディーゼルエンジン実験設備: これらの設備を使用したGHG削減技術の研究について説明を受けます。
2.
実海域再現水槽: 水面に文字を描くデモなどを通して、さまざまな波浪条件を再現する様子が披露されます。
3.
深海水槽: 海洋資源開発に関連する研究を紹介し、特にガスリフトによる資源移送実験の概要が説明されます。
参加登録と注意点
参加は無料ですが、事前登録が必要です。登録は公式サイトから行えるため、参加希望者は早めの手続きをおすすめします。定員に達し次第、登録が締め切られるため、興味のある方はお見逃しなく!
お問い合わせ先:
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所海上技術安全研究所企画部広報係
電話: 0422-41-3005
メール:
[email protected]
公式サイト:
NMRI公式
この講演会は、海事産業の今後に向けた重要な転換点となる内容が盛りだくさんです。最新の動向を知り、知識を深める絶好のチャンスをお見逃しなく!