鮮度保持技術の活用
2018-12-25 14:00:42

国内初のコールドストレージ技術で青果物の輸出促進を実現

新たな鮮度保持技術で青果物の輸出が変わる



大福株式会社とコールドストレージ・ジャパン株式会社は、国内初となるコールドストレージ技術を取り入れ、青果物の流通卸売業に新たな風を吹き込むことに成功しました。本プロジェクトは2018年12月25日に始動し、その概要や技術のメカニズムが注目を浴びています。

アジア市場の注目



現在、日本産青果物に対する評価がアジア諸国で高まりつつある中で、海外への輸出ニーズが急増しています。しかし、輸送過程での鮮度保持や現地での流通環境が課題となり、高値がつくことも少なくありませんでした。こうした市場の動向を受けて、両社は連携を強化し、新たなソリューションを提供します。

コールドストレージ技術のメカニズム



新たな鮮度保持技術は、「水分子活性化メカニズム」と呼ばれるもので、青果物の細胞を共振させることにより、その鮮度を保つことを可能にします。この技術により、氷点下での凍結を防ぎ、ドリップを最小限に抑え、長期保存を実現しています。さらに、菌の発生を抑制できるため、商品のロス率も格段に低下するとのことです。

輸出の効率化と市場への影響



大福株式会社は、この最新技術を使用して、中華圏をはじめとする世界各国のレストランやスーパーマーケットへの卸売活動を加速させます。これにより、従来よりも短い輸送時間で日本の高品質な青果を届けることが可能になるため、海外市場における競争力が大幅に向上します。

「販売機会の増大」「輸送頻度の低減」「物流コストの削減」に繋がる成果を目指すとのこと。こうした取り組みが、結果的には生産者や海外消費者の満足度を最大化するのです。

今後の展望



将来的には、IoTテクノロジーやブロックチェーン技術を駆使して、在庫や物流の管理効率化を進めていくとの意向が示されています。これにより、日本全国の生産者や自治体への貢献を目指し、さらなる青果類の生産供給の効率化を図ります。

伝統的な食品文化と先進技術が融合したし、青果物輸出の新たな時代が幕を開けました。今後の動向から目が離せません。

会社概要



大福株式会社は、東京都港区に本社を置き、食品や菓子の企画・製造・販売を行っています。さらに、日本の食文化を海外に広めるためのコンサルティング業務も手掛けています。

コールドストレージ・ジャパン株式会社は、神戸市中央区を拠点にコールドチェーン最適化のコンサルティングなどを手がける企業です。多様な物流ニーズに応えながら、青果物の新鮮さを保つための取り組みを進めています。

会社情報

会社名
大福株式会社
住所
東京都港区三田2-14-5フロイントゥ三田506
電話番号
03-6435-4550

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