神田明神オリジナル絵本の紹介
東京都千代田区外神田に位置する有名な江戸総鎮守、神田明神が新たに制作したオリジナル絵本「かんだみょうじんのふしぎなあな」。このプロジェクトは、神田明神の巫女たちと人気の絵本作家であるまつながもえ氏とのコラボレーションによって実現しました。
この絵本は、特に七五三のお祝いにあたる子どもたちに向けて作られており、彼らが神田明神に訪れることをさらに楽しめるようなストーリーが展開されます。朗らかで親しみやすい内容が特徴で、子どもたちの想像力をかきたてる作品です。
令和7年10月からは、七五三のご祈祷を受けたお子さんたちにこの絵本が贈られ、家族にとって特別な思い出をつくる手助けとなります。
絵本の内容
「かんだみょうじんのふしぎなあな」は、主人公の「めいちゃん」が神社を舞台にした少し不思議な冒険を繰り広げるストーリーです。まつながもえ氏が手がけたキャラクターたちは、神社に関わりのある動物たちで、これらのキャラクターには親子で共感できる要素が盛り込まれています。
また、この絵本は単なる読み物ではなく、子どもたちが参加できる仕掛けがいっぱいです。「迷路やお絵描きが楽しめる参加型の絵本」として、より深く物語に入り込むことができる工夫が施されています。兄弟で訪れた際にも、一冊ごとに違った思い出が作れるようにデザインされています。
神田明神の巫女である萩谷来美さんは、「お祭りのように楽しんで読んでいただけたら嬉しいです」と語ります。家族が一緒に楽しむことができる、心温まる体験を提供することを目指しています。
絵本作家まつながもえのプロフィール
まつながもえさんは、1992年に埼玉県で生まれました。学習院大学文学部を卒業した後、作品を通じて数々の受賞歴を誇ります。中でも「第10回MOE創作絵本グランプリ」を受賞したことでも知られており、大人気の絵本作家です。
代表作には『はにわくん』や『からっぽのにくまん』などがあります。そんな多才なまつながもえ氏が描くキャラクターたちは、子どもたちに愛され、楽しませるために心を込めて作られています。
まとめ
神田明神が新たに発表したオリジナル絵本「かんだみょうじんのふしぎなあな」は、七五三のお祝いにぴったりの一冊です。神社の魅力を再発見し、親子で過ごす楽しい時間を提供するこの作品を通じて、神田明神の持つ伝統と文化を感じてみてはいかがでしょうか。