日本橋で支援実験
2026-02-18 22:16:38

視覚障がい者支援ツールの実証実験、日本橋で行われる

視覚障がい者支援ツールの実証実験が日本橋で開催



2026年2月7日と8日に、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(TMF)と三井不動産株式会社の共催により、日本橋エリアで視覚障がい者用歩行支援ツールの実証実験が実施されました。このプロジェクトは、視覚障がい者が自宅から外に出て、安全に目的地へ到達し、楽しんで帰宅できるような“ワクワクする世界”の実現を目指しています。

プロジェクトの背景



2023年に始まったこのプロジェクトは、視覚障がい者が街中で安心して移動できる技術の社会実装を目標としています。特に高層ビル街において、進行方向や曲がるタイミングを正確に案内することは極めて重要であり、これには位置測位の正確性が求められます。

実証実験には、視覚障がい者向けの歩行支援ツールを開発する6社が参加し、11名の当事者が実際にツールを使って高層ビル街を歩く体験を行いました。これにより、各ツールの使い心地や社会実装に向けた課題を浮き彫りにしました。

参加企業とツールの紹介



実験に参加した企業は、株式会社コンピュータサイエンス研究所や株式会社Ashirase、リンクス株式会社、パナソニックアドバンストテクノロジー株式会社など、総勢6社です。各社はスマートフォンアプリや歩行支援ロボット、ナビゲーションシステムなど、視覚障がい者の便利さを向上させるさまざまなツールを提供しています。

  • - アイナビ:AIを用いたナビゲーションアプリで、高精度な位置特定が可能。
  • - アシラセ:靴に振動デバイスを装着し、音声と振動で進行方向を案内。
  • - shikAI:QRコードを利用した音声ガイド付ナビゲーションシステム。
  • - 安心同行支援型ナビゲーションロボット:自律移動技術を活用して、視覚障がい者を安全に案内。

これらのツールは、視覚障がい者が日常生活を安全に過ごすためのサポートを目指しています。

設計及び検証ポイント



実証実験は、TMFが設計・推進し、三井不動産が検証環境の整備に協力。また、人工知能による画像認識技術や各種センサー情報を利用して、障がい者が街中で歩行支援ツールをどのように活用できるか、その有効性や課題を検証しました。

参加者は、実際の街中での利便性や操作時の負担感について様々なフィードバックを提供。特に、複数の技術を組み合わせることで、 GPSでは捉えきれない都心のビル群での位置特定精度が向上する可能性を示しました。

今後の展望



ワクワクプロジェクトは、視覚障がい者が安心・安全に移動できる社会を創造するための取り組みとして、今後もフィードバックを基にさらなる改良を進めていく予定です。この実証実験は、街中における視覚障がい者の移動をより便利にするための一歩として、重要な意義を持っています。日本橋から始まるこの取り組みは、全国へ広がり、より多くの人々の生活を支えることが期待されます。


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会社情報

会社名
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金
住所
東京都文京区後楽1丁目4-18トヨタ東京本社内
電話番号
03-3817-9960

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