女性リーダー表彰
2020-12-15 09:00:01

2020年度「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞」大賞を受賞した女性リーダーの活動

2020年度「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞」の受賞者



2020年12月7日、公益財団法人パブリックリソース財団は「第4回チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞」の受賞者を発表しました。この賞は地域社会に貢献し続ける女性リーダーを称えるもので、今年は特にコロナ禍の中での活躍が評価されました。

大賞受賞者の紹介



愛知県のエスコーラネクター校長、西クレニオセさんが栄誉ある大賞を受賞しました。西さんは1990年代初頭に来日し、豊田市においてブラジル人の子どもたちが母国語であるポルトガル語を学ぶための学校を立ち上げました。この学校はブラジル政府の認可を受けた日本初の全日制ブラジル人学校として、25年間にわたり2,000人以上の生徒を送り出しています。

地域社会への貢献



コロナウイルスの影響で多くの保護者が経済的困難に直面する中、西さんは特に支援が必要な家庭に対して食料支援や学費の免除を行い、子どもたちの教育を守るために尽力しています。彼女の活動は、ただの教育機関ではなく、地域の人々が集まり、相互に助け合うコミュニティの形成にもつながっています。西さんのリーダーシップは、ブラジル人の子どもたちに夢を与えると同時に、地域社会全体の結束を促進するものとなっています。

表彰式の様子



表彰式はオンラインとオフラインのハイブリッド形式で行われ、全国から130名以上が参加しました。式では、内閣府男女共同参画局局長からのメッセージや、米国からのフィッシュ厚子氏の応援の言葉もあり、受賞者の努力が国際的にも評価されていることが伺えました。

西さんのスピーチ



受賞した西さんは、「この大賞を、私を信じて支えてくれたみんなと共に受け取りたい。この活動をさらに広めて、多くの子どもたちが教育を受けられるようにしたい」と感謝の意を表しました。彼女の言葉からは、他の女性たちに自分の力を信じて行動しようというメッセージが強く伝わってきました。

受賞の意義



チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞は、女性の倫理的リーダーシップだけでなく、地域貢献の重要性を再確認させてくれます。賞を受けることで、西さんのような女性リーダーたちの活動が広く知られるようになり、他の女性への刺激となることでしょう。新型コロナウイルスによる厳しい状況の中でも、勇気を持って行動することの重要性を改めて感じさせられる催しとなりました。西さんをはじめとする受賞者たちの物語は、社会の未来を明るく照らす光となることでしょう。

会社情報

会社名
公益財団法人パブリックリソース財団
住所
東京都中央区湊2-16-25ライオンズマンション鉄砲洲第3 202号室
電話番号
03-5540-6256

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