奈良大和路のみほとけ
2024-06-27 19:07:27

令和の古寺巡礼!MIHO MUSEUM夏季特別展「奈良大和路のみほとけ」で仏像と文学の世界へ

令和の古寺巡礼!MIHO MUSEUM夏季特別展「奈良大和路のみほとけ」で仏像と文学の世界へ



緑豊かな滋賀県甲賀市のMIHO MUSEUMでは、2024年7月6日(土)から9月1日(日)までの期間、夏季特別展「奈良大和路のみほとけ―令和古寺巡礼―」を開催いたします。

「奈良大和路」は、穏やかな自然に囲まれた、悠久の歴史と物語を秘めた土地。1400年以上前から多くの寺院が建立され、静かな慈愛に満ちた仏像が数多く伝えられてきました。古来より多くの歌人に詠まれ、近代でも文学者たちを魅了してきた大和の情景。本展では、法隆寺、東大寺、薬師寺、唐招提寺、大安寺、西大寺など、奈良を代表する古寺の仏像、絵画、工芸品を、写真家・入江泰吉の作品と、この地を舞台にした文学作品とともに紹介します。

# 奈良の美と心を体感する貴重な機会



本展では、国宝5点、重文10点を含む貴重な作品が51点展示されます。なかでも注目すべきは、以下の3点です。

国宝 聖観世音菩薩立像(薬師寺蔵):飛鳥~奈良時代の7~8世紀に作られた、優美な姿が印象的な仏像です。
国宝 観音菩薩立像(夢違観音、法隆寺蔵):7~8世紀の作品で、優美な姿と慈悲深い表情が特徴です。
国宝 弥勒仏坐像(東大寺蔵):9世紀の平安時代の作品で、穏やかな表情と堂々とした姿が魅力です。

これらの貴重な仏像を通して、奈良の仏教美術の歴史と美しさを深く知ることができます。さらに、入江泰吉の写真作品は、古寺の静寂と壮大さを表現し、奈良の風景を新たな視点から捉え直す機会を提供します。

# 古寺巡礼の旅へ誘う文学作品



本展では、奈良を舞台にした文学作品も紹介されます。文学作品を通じて、古寺に秘められた歴史や物語、そしてそこに暮らす人々の思いに触れることができます。

# MIHO MUSEUMの魅力



MIHO MUSEUMは、琵琶湖の南、信楽の山中に位置する美術館です。建築設計は、I.M.ペイ氏によるもので、フランス語版ミシュラン・グリーンガイドで三ツ星を獲得するなど、その建築美でも知られています。

美術館棟は、自然の中に溶け込むように設計されており、枝垂れ桜の咲くプロムナードを通り、銀色のトンネルをくぐると、吊り橋の向こうに現れます。中国詩に描かれた桃源郷をイメージした設計は、訪れる人を魅了する幻想的な空間を作り出しています。

# まとめ



本展は、奈良の豊かな歴史と文化に触れる絶好の機会です。仏像や絵画、工芸品、写真作品、文学作品を通して、古都奈良の美と心を体感してください。

開催概要

会期: 2024年7月6日(土)~9月1日(日)
会場: MIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300)
開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
休館日: 月曜日、7月16日(火)、8月13日(火)
入館料: 一般1300円、高・大生1000円、中学生以下 無料

この機会に、MIHO MUSEUMを訪れて、奈良大和路のみほとけの美しさを体感してみてはいかがでしょうか。


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