中小企業経営者のためのVUCA時代対応研修
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、現代の不安定な経済状況に対応するための「VUCA時代を乗り越えていく経営陣に向けた研修シリーズ」を開催します。この研修は、中小企業の経営者や管理者、リーダー、その候補者を対象にした全7回のプログラムで、VUCA時代特有の経営課題に対する解決策を学ぶことができます。
VUCAとは何か?
VUCAは、変動性(Volatility)、不確実性(Uncertainty)、複雑性(Complexity)、曖昧性(Ambiguity)の頭文字を取ったものです。これは、今の時代が抱える複雑で予測不可能な状況を示しています。テクノロジーの急速な進化、グローバル化、COVID-19の影響、気候変動などさまざまな問題が絡み合い、企業にとっての経営戦略の再考が迫られています。
このような時代においては、情報収集と柔軟な意思決定が求められ、経営者のリーダーシップが鍵となります。
研修の内容と形式
全7回にわたるこの研修シリーズでは、様々な講師による具体的なケーススタディや講義が用意されています。その中で、具体的な経営課題に対する考え方や実践的な手法を学び、実際の経営に役立てることができます。
専門家による知見を活用することで、参加者はVUCA時代の挑戦に対抗する力を養うことができます。特に、第5回目の講義では、カルティブの代表取締役池田清氏が「これからの時代の経営戦略に!企業版ふるさと納税」というテーマで登壇します。
この講座では、企業版ふるさと納税の利点や活用方法を解説します。企業版のふるさと納税は、個人版とは異なり「返礼品」はありませんが、地方自治体との連携を促進し、地域貢献にも寄与する手段として大きな注目を集めています。
講義詳細
- - 日時: 2022年12月7日(水)15時~18時
- - 形式: 参加者はリアル会場、オンライン、または見逃し動画から選択可能です。
1. リアル会場での参加(帝国データバンク東京支社)
2. オンライン参加
3. 見逃し動画受講(12月21日〜1月18日)
- - 受講料: 3,000円(税込)
- - 定員: リアル会場参加は30名(先着順)
申込方法
詳細な申し込みは公式ウェブサイトにて受け付けております。
研修講師の紹介
池田清氏は、携帯通信キャリアで研究開発に従事した後、2011年の東日本大震災を契機に復興支援に取り組みました。その後、企業版ふるさと納税の分野での活動を続け、2020年からは株式会社カルティブの代表取締役として地域の課題解決に尽力しています。彼の豊富な経験から、参加者は実践さながらの内容を学ぶことができるでしょう。
まとめ
この研修シリーズは、VUCA時代の経営者が持つべき知識とリーダーシップを養うための貴重な機会です。参加を通じて、変化に柔軟に対応できる経営者を目指しましょう。
詳細は中小機構の公式ページをご確認ください。
VUCA時代を乗り越える経営研修シリーズ詳細