全国住みよさランキング2023
毎年恒例の「住みよさランキング」、今回は2023年版が発表されました。このランキングは、全国のビジネスパーソン2万人余りの声を基に、実際に居住している街や直近で住んでいた街に対する評価を集めたものです。
ランキングの概要
「シティブランド・ランキング ―住みよい街2023―」では、全国を6地域に分け、それぞれの地域での住みやすさを評価しています。総合ランキングのみならず、エリア別ランキングも発表され、北海道・東北エリアでは名取市が、関東エリアでは武蔵野市が1位に輝きました。他にも中部エリアでは長久手市、近畿では西宮市、中国・四国では丸亀市、九州では福岡市と太宰府市が同率1位となっています。
調査の方法
この調査は、2023年5月18日から6月7日の期間にかけて、ウェブを通じて実施されました。日経ビジネス電子版の登録者を中心に、ビジネスパーソンから有効回答を得たのは2万1941人。その回答を元に、住みやすさの評価を「安心・安全」「快適な暮らし」「利便性」などの8つの分野に設けた合計39項目で集計しました。これらの項目は、生活環境を形作る重要な要素として、治安や医療、教育制度などが含まれています。
エリア別評価
1. 名取市(宮城県)
2. 札幌市(北海道)
3. 白河市(福島県)
1. 武蔵野市(東京都)
2. 千代田区(東京都)
3. 中央区(東京都)
1. 長久手市(愛知県)
2. 蒲郡市(愛知県)
3. 豊田市(愛知県)
1. 西宮市(兵庫県)
2. 生駒市(奈良県)
3. 泉佐野市(大阪府)
1. 丸亀市(香川県)
2. 廿日市市(広島県)
3. 三豊市(香川県)
1. 福岡市(福岡県)
1. 太宰府市(福岡県)
3. 宗像市(福岡県)
評価のポイント
調査では、住みよい街の条件として、「治安の良さ」「公園の多さ」「繁華街へのアクセスの良さ」「公共交通機関の充実」などが挙げられています。これらのポイントは、ビジネスパーソンにとって生活を行う上での快適さに直結するものです。また、医療や教育機関が充実しているかどうかも重要な評価基準となっています。
まとめ
全国の働く世代の本音が反映された「住みよさランキング2023」は、自身の住環境を見直す良い機会を提供してくれます。また、各地域の特性を知ることで、自身に合った住まい選びにも役立つでしょう。ランキングの詳細は「新・公民連携最前線」Webサイトにて公開されています。ぜひご覧ください。