立正大学博物館で開催される特別展「熊谷キャンパスのあゆみ」
立正大学は東京都品川区に本部を置く大学で、1967年に熊谷キャンパスを開設しました。そのキャンパスは今では58年の歴史を誇り、あと2年で60周年を迎えます。この特別展は、そんな熊谷キャンパスの歩みを振り返る企画として、2017年の開設50周年を記念して作成されたパネルをもとに展示されます。
特別展の概要
この特別展「熊谷キャンパスのあゆみ」は、令和7年11月30日から令和8年1月10日までの期間、立正大学博物館の1階第1展示室で開催されます。全24日間の運営となる中、特別開館日が5日設けられ、普段とは違う学びの場として訪れる人々に新たな体験を提供します。
展示期間中は午前10時から午後4時まで開館し、最終入館は午後3時30分となっています。なお、火曜日、土曜日、日曜日と、年末年始の12月26日から1月4日までは休館となりますのでご注意ください。
展示前半「熊谷キャンパスが開設されるまで」
展示は三つのセクションに分かれています。最初のセクションでは、熊谷キャンパスの開設準備から実際に開設されるまでの様子を当時の写真や資料を通じて紹介します。開設当初の計画や地域との関わりを詳しく知ることができる貴重な機会です。
展示中盤「開設当初のキャンパス」
次に紹介されるのは、キャンパス開設当初の様子です。当時の航空写真や建物の画像を通して、現在のキャンパスとどのように変化してきたのかを感じることができます。多くの建物は現存しないため、過去の風景に触れることができる貴重な展示です。
展示後半「短期大学部の歴史」
最後のセクションでは、1999年にその役割を終えた短期大学部についての展示があります。当時の資料とともに、短期大学部が果たしてきた背景や意義を振り返ります。特に、当時を知っている方々には懐かしい思い出がよみがえることでしょう。
特別開館日のキャンパスツアー
特別展開催に際し、11月30日を除く特別開館日には、展示ディレクターによるキャンパスツアーも実施されます。このツアーでは、展示の内容に即した形で、熊谷キャンパスの現在を訪れる人々に紹介します。事前の申し込みは不要で、午前10時50分までに博物館に集合すれば参加可能です。所要時間はおよそ30分を予定しており、キャンパスの新しい面を発見するチャンスになります。
まとめ
この特別展「熊谷キャンパスのあゆみ」は、過去から現在への橋渡しをする重要な役割を果たします。現在のキャンパスから見える風景や文化が、立正大学の未来をどのように作り上げていくのか。ぜひ、時間を見つけて訪れ、学生たちの思い出や歴史を体感してみてはいかがでしょうか。