新たな防災アプリ『ジョイント防災』のご紹介
近年、地震による被害を最小限に抑えるための取り組みが求められている中、株式会社フロムハートが新たに開発した防災アプリ『ジョイント防災』が注目を集めています。2025年5月22日より、自治体や企業向けにカスタマイズ販売が開始され、このアプリは特に初動の迅速さを重視した設計がなされています。
防災アプリの新しい形
『ジョイント防災』は、ただの情報提供アプリに留まらず、緊急地震速報を起動スイッチとして利用することにより、地震発生時に自動的にアプリが起動する仕組みを持っています。これにより、特に初期段階でのアクションが迅速に行えるため、避難所への到達が大幅に早まり、より多くの命を救う可能性が高まります。また、アプリのデザインや機能をカスタマイズすることで、地域性や企業のニーズに合わせた独自の防災アプリが実現可能です。
課題解決に向けた挑戦
現在の防災アプリは、情報提供がメインとなっており、実際の避難行動に役立たないという声が多く聞かれます。高齢者にとって操作が難しいという問題や、地震の揺れにより通信が困難になるケースが頻発しています。『ジョイント防災』は、これらの課題を解決するために設計されており、検索不要で誰でも簡単に使用できるという利便性を兼ね備えています。特許申請中のこのアプリは、初動を迅速に行い、避難までの時間を20〜30秒短縮するデータも収集されています。
カスタマイズ販売の内容と特典
5月22日からのサービス開始に伴い、興味のある自治体や企業向けに、975,000円(税別)でカスタマイズ販売が行われます。特に、5月22日から6月5日までの期間中に問い合わせから申し込みを行うと、20%の割引特典を受けることができます。更に、フロムハートでは特別なネーミングやデザインの変更も可能で、地域の住民に愛されるアプリを目指しています。
カスタマイズの一環として、アプリ内のメニュー画面や機能は自由に設定でき、地域や企業の特性に応じた防災情報を提供することができます。また、登録は非常に簡単で、まずアプリをダウンロードし、GPSを利用した位置情報取得を行うだけで完了します。
会社概要と今後の展望
株式会社フロムハートは、高知県高知市に本社を置く防災事業専門の企業で、2004年から活動を行なっています。特に、コンパクト備蓄毛布の開発で注目され、その後は「命を救う防災事業」に特化してきました。今後は、年間100件のカスタマイズを目指し、全国の地域に密着した防災アプリの普及を進める意向を示しています。
防災対策は、単なる物品の提供から、命を守るための実践的な支援へと進化が求められています。『ジョイント防災』の導入を通じて、地域住民の安全と安心を確保するための一助となることを期待しています。
詳細な情報やカスタマイズの問い合わせについては、フロムハートの公式ウェブサイトをご覧ください。