印刷業界のデジタル化
2026-06-22 09:48:18

全日本印刷工業組合にデジタルカタログ作成ツール導入の意義と背景

全日本印刷工業組合連合会におけるデジタル化の新たな一歩



スターティアホールディングス株式会社の連結子会社、クラウドサーカス株式会社が開発したデジタルカタログ作成ツール「ActiBook」が、全日本印刷工業組合連合会(以下、全印工連)に導入されることが発表されました。このツールは、国内最大級の印刷業界団体において、広報誌や各種刊行物のデジタル配信基盤としての役割を果たします。全国3,600社の会員企業を持つこの組合は、今後、情報提供の効率化と手動によるWeb更新作業の削減を目指しています。

デジタル化の背景と課題



全印工連は、業界の発展を促進するため、多様な刊行物や報告書を発行・配信しています。だが従来の運用方法では、ただPDFをWordPressにアップロードしてリンクを手動で更新する作業が中心で、担当者の工数が大きな負担となっていました。この作業は時間がかかり、閲覧ログを取得することもできないため、広報戦略の効果測定が難しくなっていました。また、過去の刊行物が整理されておらず、会員が必要とする情報にアクセスしづらいという問題も存在しました。

こうした困難を克服するため、全印工連は「ActiBook」を導入しました。このツールは、運用工数の削減、閲覧データの可視化、過去の刊行物の整理を一手に実現することができるのです。

「ActiBook」が選ばれた理由



「ActiBook」が選ばれる理由はいくつかあります。まず第一に、直感的な操作性です。このツールでは、PDFをドラッグ&ドロップするだけで公開が可能で、作業にかかる時間はわずか15分程度です。これにより、担当者が変わっても運用が楽に継続できる設計となっています。

次に、本棚機能として知られるカテゴリ管理の機能があります。これにより、広報誌や報告書、チラシなど、数多くの刊行物を効率よくカテゴリ別に整理可能です。この機能は、会員向けポータルサイトとしても機能し、情報へのアクセスを飛躍的に向上させます。

さらに、「ActiBook」は閲覧データの解析も容易です。ページ別の閲覧数や滞在時間、使用デバイスの情報を可視化し、広報活動を改善するためのサイクルを作ることができます。また、紙面に動画を埋め込むなど、デジタルならではのリッチコンテンツを提供することも特徴です。

導入担当者の声



全日本印刷工業組合連合会の抜井氏は、次のように述べています。「広報誌のWeb公開に際し、従来のPDFを直接貼りつける方法では、作業が非常に複雑で、また読者のリアクションが把握できないという課題がありました。『ActiBook』は、非常にシンプルな操作で、作業時間を大きく短縮できるうえ、過去の資産をアーカイブ化することで、業界全体のデジタル化を推進していくうえで重要な道具となるでしょう。」

今後、全印工連ではアクセスログを分析し、会員のニーズに応じた情報提供や、会員限定コンテンツの配信、さらにはAIを利用したガイド機能の導入などを通じて、よりリッチなデジタル体験を提供する方針を示しています。

まとめ



「ActiBook」は、単なるデジタルカタログ作成ツールにとどまらず、印刷業界のデジタルシフトを加速させる重要なソリューションであることが明らかです。全日本印刷工業組合連合会の取り組みは、他の業界にも影響を与える可能性があり、デジタル化の波がいかに広がるかが注目されています。


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会社情報

会社名
スターティアホールディングス株式会社
住所
東京都新宿区西新宿2-3-1新宿モノリスビル19階
電話番号

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