ガイアックスとCREAVEの新たな連携強化
株式会社ガイアックス(以下、ガイアックス)は、完全子会社の株式会社CREAVE(以下、CREAVE)とのSNSマーケティング事業における連携を強化し、顧客の課題解決をより一層支援する体制を構築した。この新たな取り組みは両社の強みを活かし、顧客への一貫したサービス提供を実現するものである。
事業連携強化の背景
ガイアックスは、大手企業向けのSNSアカウント運用を通じて、包括的なSNSマーケティングサービスを展開してきた。一方、CREAVEは、約35万人の登録クリエイターを有する「Snapmart」を核に、クリエイターエコノミーを活かした企画や制作を強みとしている。
今回の連携強化は、SNSの普及に伴い、企業にとってSNSマーケティングの重要性が高まる中、両社がこれまで別々に展開してきた事業を統合して、より大きな価値を提供することを目的としている。特に、企業のマーケティングゴールから逆算して、SNS戦略を構築することで、より効果的な施策展開が可能になると期待されている。
戦略とクリエイティブの相乗効果
ガイアックスのソーシャルメディアマーケティング事業部長、沼田早紀子氏は、SNSを活用したマーケティングが日々複雑化していることを指摘。小手先の施策では成功が難しくなっていると語り、戦略的思考と質の高いクリエイティブが成功の鍵であると述べている。この考えを基に、両社が協力することで、SNSマーケティングにおける新しい価値を創造することを目指している。
CREAVEの代表取締役社長、中村真奈氏も、情報を発信するだけではなく、生活者の心を動かし行動に移させるコミュニケーションが重要だと語る。彼女は、クリエイティブの追求だけでなく、戦略の深化にも力を入れており、このような視点からも、この取り組みが顧客にとって大いに意味があることを強調した。
直近の支援事例
成果を示す実績
この施策により、SNS経由の来店が2.4倍に増加したホテルや、Z世代をターゲットにしたキャンペーンで570万回の視聴を達成した事例もある。こうした成功事例は、両社の連携がもたらした成果を如実に示すものといえる。
新たな価値創造に期待
今後、ガイアックスとCREAVEは、「戦略×企画×クリエイティブ」の三位一体で、顧客の本質的な成果に向けた取り組みを進めていく。また、サービス資料の刷新や具体的な支援体制の整備も行い、より一層の顧客満足を目指す。両社の新たな挑戦に期待が寄せられる。
企業概要
設立:2016年8月
代表取締役社長:中村真奈
所在地:東京都千代田区平河町2-5-3
事業内容:SNSコンサルティング、クリエイターマーケティング、ストックフォト
公式サイト
設立:1999年3月
代表執行役社長:上田祐司
所在地:東京都千代田区平河町2-5-3
事業内容:SNS関連事業、シェアリングエコノミー、Web3/DAO事業
公式サイト