障がい児者の特性を理解する避難所体験会
近年、地震や津波、豪雨等による自然災害が頻発しています。特に障害のある子どもがいる家庭では、避難所での生活に対する不安が大きいと言われています。そんな声を受けて、ふじみ野市において「体育館de避難所宿泊体験会」が開催されることになりました。
本イベントは、ふじみ野市の誕生20周年を記念し、障がい児者の親の会が中心となって企画されました。参加者は、避難所で実際に生活することを通じて、備えの重要性を再認識する機会を得られます。この体験を通じて、参加者は必要な知識やスキルを身につけ、不安を軽減することが期待されています。
開催概要
開催日は2023年9月27日(土)から9月28日(日)までの2日間で、場所はふじみ野市立上野台体育館です。内容は以下の通りです:
1.
応急手当講習会
※日時:9月27日(土)10:00~11:30
※定員:30人
2.
地震体験
※日時:9月27日(土)13:00~15:00
※定員:80人
※雨天の場合中止となります。
3.
宿泊体験
※日時:9月27日(土)18:00~9月28日(日)9:00
※定員:5組
参加者は一晩を体育館で過ごし、避難所の実際の環境を体感できます。
4.
防災講話「ふじみ野市の防災対策について」
※日時:9月28日(日)9:00~10:20
※定員:80人
5.
防災講話「障がい児・者と家族の防災対策」
※日時:9月28日(日)10:30~11:50
※定員:80人
申し込みについて
参加の申し込み方法は、9月12日(金)までにウェブフォームまたは電話での申し込みが必要です。申込は抽選となるため、お早めにお申し込みください。
主催はふじみ野市手をつなぐ育成会と大東文化大学防災同好研究会「STERA」、そしてふじみ野市が協力しています。イベントに関する問い合わせは、障がい福祉課(電話049-262-9031)までご連絡ください。
この体験会は、災害時の安心を確保するための大切な第一歩となります。障がいのある子どもたちが安全に過ごせる環境を整えるために、ぜひ多くの人々に参加を呼びかけたいと思います。参加者同士の交流も図りながら、共に防災について考える良い機会となるでしょう。
避難所での生活を体験し、いざという時に備えて必要な知識を得るためにも、積極的にご参加いただければと思います。