押印廃止なるか?2025年始まるeシール制度の全貌
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)やペーパーレス化の進展により、企業の文書処理が大きく変わろうとしています。特に、押印の廃止は多くの企業にとって重要なテーマです。2025年からは新たに「eシール」認定制度が始まる予定ですが、これは企業が電子化を進める上でどのような影響を与えるのでしょうか。
押印廃止を見据えた文書電子化
ここ数年、多くの企業は業務文書の電子化、特に押印の廃止に取り組んでいます。しかし、完全なデジタル化を実現するためには、文書の発行元を確実に保証する仕組みが欠かせません。そこで注目を浴びているのが、2025年に始まる「eシール(組織印)」認定制度です。
この制度は、企業が発行元としての証明を行うための新しい框組みであり、正式に国から認められる初のものです。義務ではないですが、これに従うことは企業にとってリスク管理の観点からも重要な事となるでしょう。
デジタル化を阻む課題
一方で、押印のデジタル化を進める上で障害となっているのが、電子文書の真正性の担保です。電子帳簿保存法やインボイス制度に対応する動きが広がる中、社内でのPDFの偽造やなりすましのリスクが依然として存在しています。このようなリスクへの対策が不十分な場合、押印を完全に廃止することは難しいのが現状です。
形式的な電子化は進んでも、実際には信頼性の面で課題が残り、企業は依然として物理的な押印を手放せずにいます。
iTrustによる解決策
本ウェビナーでは、国内で初めてWebTrust監査に合格し、JIPDECの「トラステッド・サービス」に登録された「iTrust」の電子証明書を紹介します。これにより、発行元証明や改ざん対策に関する具体的な解決策が示されます。
iTrustは、法人が文書の発行元を電子的に証明するためのeシール対応電子証明書として注目されており、請求書や証明書、IR資料などにおける具体的な活用例を紹介します。さらに、APIを活用したシステム導入事例、長期署名やタイムスタンプを利用したクラウド運用の方法、画面イメージやデモを含む導入の実際も解説されます。
まとめ
本ウェビナーは、押印廃止の背景やそれに関連するDX推進の最新動向について知識を深める絶好の機会です。参加者が新たなデジタル技術をどのように活用できるかを考え、企業活動に役立てる情報を提供します。
今後もマジセミは、参加者のニーズに応じたウェビナーを開催予定です。過去のセミナー資料や他のイベント情報は公式ウェブサイトで確認できます。ぜひ、ご参加ください。