浜名湖エデン新築
2017-09-19 09:00:17
浜名湖エデンの園、耐震対策新施設工事の起工式を実施
浜名湖エデンの園が新たな一歩を刻む
このたび、静岡県浜松市の有料老人ホーム「浜名湖エデンの園」で耐震対策を目的とした新築工事の起工式が行われました。2017年9月21日午前10時30分から、同施設の増築工事現場にて執り行われ、聖隷福祉事業団の理事長山本敏博氏をはじめ、施工を手掛ける株式会社奥村組の代表など多くの関係者が出席しました。
安全と安心の基盤を整える
浜名湖エデンの園は1973年に開設され、以来入居者に安心した生活を提供してきました。この度の新築工事は、「入居者の安全を確保する」という目的が大きな要因となっています。耐震性を高めることで、万が一の事態にも安心して生活を続けられる環境を整備することが重要です。
起工式の様子
起工式では、讃美歌の合唱や聖書の朗読が行われた後、出席者がスコップを使って鍬入れを行いました。式典には入居者の代表や近隣の自治会長も参加し、地域全体で支えるという意義深い場となりました。これまでの運営に対する感謝の気持ちと、今後の工事の安全を祈願する場となったのです。
新たな魅力ある施設へ
新しい施設は、食堂、大浴場、ロビーなど、共用部分を大幅にリニューアルし、さらにさまざまな機能を強化します。炭酸泉風呂や無線式緊急通報ボタン、外断熱構造を取り入れ、より快適な居住環境を提供することを目指しています。また、入居者は建替え工事の間、同施設内の空室に一時的に移ることになっています。
未来を見据えたデザイン
新棟は鉄筋コンクリート造で、地下1階、地上6階の構造を持っており、429室の居室を整備予定です。これにより、より多くの入居者を受け入れることが可能となり、医療、介護、保健サービスが充実することが期待されています。2020年6月には新しい浜名湖エデンの園が完成し、全ての入居者にとってより良い生活空間を提供する準備が整うでしょう。
聖隷福祉事業団の理念
聖隷福祉事業団は、医療や介護、保育など幅広い福祉サービスを展開している法人で、地域に密着した活動をしています。長谷川保氏の「高齢者にとって楽しく生きがいのある施設の創設」という理念を基に、エデンの園が第一号として開設されました。安心と健康を軸にしたトータルヘルスケアの提供を通じて、入居者の豊かな生活をサポートし続けています。
このように、浜名湖エデンの園の新たな取り組みは、地域の高齢者にとって信頼できる生活の場を提供するものです。この新しい施設が完成することで、多くの人々が安全で快適な暮らしを享受できることを心から願っています。
会社情報
- 会社名
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社会福祉法人 聖隷福祉事業団
- 住所
- 静岡県浜松市中区住吉2丁目12−12
- 電話番号
-
053-413-3294