HOUSEIと中日新聞社、囲碁・将棋アプリ「UROBIN®」の販売契約締結
東京都新宿区に本社を構えるHOUSEI株式会社が、中日新聞社と代理店販売契約を結んだことを発表しました。この契約により、中日新聞社が開発した囲碁・将棋譜面制作アプリ「UROBIN®」の販売を開始します。これにより、新聞や出版業界のデジタル変革(DX)に貢献することが期待されています。
代理店販売契約の背景
HOUSEIは、新聞・出版業界向けのITシステムを提供する企業であり、顧客企業のDX推進を支援してきました。最近、囲碁や将棋に関する新たなニーズが生まれ、中日新聞社がこの分野での課題解決に向けて開発したアプリがHOUSEIの事業領域と非常に親和性が高いと判断され、販売代理店契約が成立しました。
UROBIN®について
「UROBIN®」は中日新聞社によって開発された最新のアプリであり、囲碁・将棋の譜面を作成するためのツールです。名は「烏鷺(URO)」と「ロビン(ROBIN)」を組み合わせた造語で、囲碁と将棋の愛好者にとって非常にユニークな存在となっています。従来の方法では専用アプリを使用する必要がありましたが、OSのアップデートやフォントサイズの制限、その他の課題が存在しました。これらを克服するため、UROBIN®は2022年秋に開発され、囲碁と将棋の専門家たちの業務効率化に寄与しています。
UROBIN®の機能
UROBIN®には、様々な機能が搭載されています。主な機能を以下に示します:
- - 共通機能:Windows 10/11対応、紙面に合わせた画像サイズ指定、EPSやJPEG、PDF形式での画像出力が可能。
- - 囲碁特有機能:ugf形式の棋譜ファイル読み込み、棋譜に含まれる参考図の表示ができます。
- - 将棋特有機能:kif(Shift-JIS)やkifu(UTF-8)形式の棋譜ファイル読み込み、簡易入力モード、さらには「二歩」のチェック機能も搭載されています。
このように、記者が取材先で直接盤面図を作成し、そのまま編集システムに送信することが可能になります。
サービス使用料
UROBIN®の使用料は、以下のように設定されています(月額、税別、6カ月契約必須)。
- - 将棋または囲碁の単独使用:9,800円
- - 将棋と囲碁のセット使用:16,000円
このアプリは特に新聞社や出版社にとって不可欠なツールとなるでしょう。業務効率化を目指し、ぜひ導入を検討してみてください。詳細やお問い合わせは、
こちらのリンクをご参照ください。
会社情報
中日新聞社
- - 所在地:名古屋市中区三の丸一丁目6番1号
- - 代表者:大島 宇一郎
- - 設立日:1942年9月
- - ウェブサイト
HOUSEI株式会社
- - 所在地:東京都新宿区津久戸町1番8号神楽坂AKビル9階
- - 代表者:管 祥紅
- - 設立日:1996年3月
- - ウェブサイト
HOUSEIはメディア向けの事業を柱に、日本のDX推進に向けた取り組みを続けています。デジタル化の波に乗るこの機会に、ぜひUROBIN®を活用してみてはいかがでしょうか。