ロココの新たな挑戦:ヘルプデスク業務向けSplunkパッケージの提供開始
株式会社ロココが、ヘルプデスク業務に特化したSplunkパッケージ製品の提供を始めた。この新しいパッケージは、企業の問い合わせ対応状況や未完了の件数などのKPI(重要業績評価指標)を自動的に集計し、リアルタイムで可視化することによって業務運営を効率化することを目指している。
Splunkとは?
Splunkは、サーバー、ネットワーク機器、セキュリティデバイス、アプリケーション、IoT機器などから得られる膨大なマシンデータを収集、分析、可視化するためのデータプラットフォームである。ロココは2024年1月に、Splunk社(アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ)とリセラー契約を結び、デジタルレジリエンスの向上を目的としたソリューションを提供していく。
ヘルプデスク業務のKPI管理を効率化
ヘルプデスクの運営には、多くの場合、複数のツールを使ったデータ収集や、Excelでの加工が必要となる。しかし、ロココの新しいパッケージを導入すれば、OutlookメールやTeamsチャットからの問い合わせ履歴が自動的に収集され、Splunkに取り込まれる。この結果、対応件数、未完了の問い合わせ、平均対応時間などの指標がダッシュボードで視覚的に確認できる。これにより、担当者はリアルタイムで業務の進捗状況を把握しやすくなり、負担の軽減やサービス品質の向上が期待できる。
サポートも万全
ロココはSplunk社の正規パートナーとして、製品提供だけでなく、導入支援や運用サポート、さらには技術教育まで一貫したサービスを展開している。用意されているサポートがあるため、社内にエンジニアがいなくても容易に導入可能で、初期構築から運用までスムーズに行える設計となっている。さらに、ロココのエンジニアは、Splunkの操作スキルや知識を身につけた有資格者であり、対応品質の高さにも定評がある。
幅広い業種への対応
ロココは、官公庁、通信事業者、金融機関など様々な業種での実績を有しており、製品だけでなくPoC(概念実証)支援や設計レビュー、QA(品質保証)などの伴走支援も行っている。今後もIT環境におけるセキュリティや信頼性の確保を重視しながら、お取引先のデジタルシステムの安定性を高め、組織のレジリエンスを強化していくことが期待されている。
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本パッケージの導入により、現場の負担を減らしつつも、より高度なKPI管理を可能にするロココの取り組みは、今後の業界標準となるかもしれない。今後の展開に注目が集まる。
【会社概要】
- - 社名:株式会社ロココ(スタンダード市場5868)
- - 所在地:大阪本社 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-1-5 日本生命御堂筋八幡町ビル3F
東京本社 東京都港区2-5-6芝256 スクエアビル3F/4F
- - 事業内容:アウトソーシングサービスを行うITO&BPO事業、システム開発・保守・導入支援を行うクラウドソリューション事業、海外法人ではオフショア拠点にて開発・保守業務を展開
- - URL: 公式サイト