新アトラクション誕生
2015-04-01 00:00:06
東映アニメーションが目指す新アトラクション『マジンガーZの格納庫』のすべて
新アトラクション『マジンガーZの格納庫』登場!
2020年に開催される東京オリンピックを迎えるにあたり、東映アニメーションと前田建設の共同プロジェクトとして、新アトラクション『マジンガーZの格納庫』が発表されました。本アトラクションは、1972年から放送されたアニメ「マジンガーZ」に基づいています。この作品は、主人公の兜甲児が専用の乗り物「ホバーパイルダー」を使い、格納庫から巨大ロボット「マジンガーZ」を起動させるシーンが魅力の一つです。
対象は40~50代の大人ファン
本アトラクションは、主に40~50代の男性ファンをターゲットにした、大人向けエンターテイメントとして位置づけられています。特に、海外のファンも多いこの作品に対し、東京オリンピックの来場者を増やす狙いがあります。同時に、「マジンガーZ」を愛する大人たちのニーズにも応えようと計画されています。
アトラクション詳細
この新アトラクションでは、ゲストが乗る「パイルダー号」が、プールの中に隠された地下の格納庫から18メートルの「マジンガーZ」をリフトアップさせるという体験が可能です。利用者には、初心者向けの「ホバーパイルダーコース」と、上級者向けの「ジェットパイルダーコース」が用意されており、どちらもアニメに忠実な手順で展開されます。
設定された料金は未定ですが、一般的に法人向けの特別料金が想定されています。また、園内の自然環境を活かした新型の模型列車も企画されており、「マジンガーZ」やその敵キャラクターであるあしゅら男爵型の新型車両も予定されています。
前田建設の挑戦
アトラクションの建設は、前田建設工業のファンタジー営業部が担当。この部門は、空想の世界にある建物を現実世界に構築するプロジェクトを手掛けてきました。2003年には、グランドデザインの設計が完了しており、長年の夢がついに具現化します。しかし、格納庫の建設には、超合金Zの調達や、さらには富士山の練馬移設等、大きな課題が待ち受けています。
永井豪先生の賛同
このプロジェクトへの賛同の声も挙がっています。「マジンガーZ」の原作者である永井豪先生は、「完成を心待ちにしています!」と期待を寄せました。また、アニメ「ロボットガールズZ」の声優本多真梨子さんも、このプロジェクトを楽しみにしていると語っています。
法人利用の可能性
法人向けの利用プランも盛り込まれており、大型3Dプリンターの導入が提案されています。これにより、企業の成長性や業績をアピールするための「社長像」や「新商品」の展示ができる他、株主総会や決算説明会の会場としても活用される見込みです。さらに、プールエリア内には「人サイズ格納庫」の併設も計画されており、そこではゲストが「マジンガーZ」になりきってリフトアップする体験も可能です。
まとめ
このように、東映アニメーションと前田建設が手がける新アトラクション『マジンガーZの格納庫』は、単なるエンターテイメントを超えた多様な体験を提供する予定です。開催の具体的な日程についてはまだ明らかにされていませんが、ファンにとっては待ち遠しいニュースであることに間違いありません。
会社情報
- 会社名
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東映ビデオ株式会社
- 住所
- 東京都中央区築地1-12-22コンワビル10F
- 電話番号
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