マイナンバーカードの実態
2022-10-11 09:00:01

マイナンバーカード取得状況とポイント付与先の実態調査

マイナンバーカード取得状況とポイント付与先の実態



「あなたはマイナンバーカードを持っていますか?」この問いかけに対して、最近の調査によれば、回答者の67%が「はい」と答えています。この数字は、内閣府の調査が行われた平成30年の44%から大きな増加を示しており、マイナンバーカードへの関心が高まっていることがわかります。

マイナンバーカードの取得理由



調査によると、マイナンバーカードを取得した理由の大半は「マイナポイントがもらえるから」となっています。次いで「身分証明書になるから」との回答が多く、給付金申請や市の役場での勧めも影響していますので、マイナンバーカードはその利便性から人気が高まっています。

また、最近では免許証やパスポートを持たない人が増えている中で、マイナンバーカードは顔写真付きの身分証明書として利用できるため、必要性を感じている人も少なくありません。実際に、マイナンバーカードの新規取得が盛んになったのは、マイナポイントの施策がスタートした2020年からのようです。

マイナポイントの使い道



マイナポイントの制度では、最大20,000円のポイントが付与され、取得方法としては新規取得や健康保険証としての利用などが選択できます。さて、実際にこのポイントをどのように利用しているのでしょうか?

調査によると、ポイントの交換先として最も多く選ばれたのはPayPayで、次点に楽天カードやWAONが続いています。また、ポイントを取得した人の約70%が実際に利用しているとの結果が出ており、日常的な買い物に役立てているようです。

面白い使い道や、少し背伸びしてお取り寄せスイーツを購入したり、趣味の本を買ったりするという回答も見られ、ポイントの使い道は人それぞれだといえるでしょう。そんな「何に使おうか」という楽しみがあることも、マイナポイント制度の魅力かもしれません。

マイナンバーカードに対する不安



マイナンバーカードの普及が進む一方で、「個人情報が漏洩するのではないか」との不安も根強くあります。特に、まだ持っていない人の中には、「番号をつけられたくない」「手続きが面倒」という理由も多く挙がっています。

しかし、デジタル庁によると、マイナンバーカードには医療情報や税金等の個人情報は記録されておらず、万が一紛失したとしてもそれらの情報が漏洩する心配はないとされています。暗証番号などの情報が必要なため、ただマイナンバーが知られただけでは問題が起こることはないのです。

マイナンバーカードのメリット



マイナンバーカードの主なメリットには、コンビニでの公的証明書の取得や、オンラインでの行政手続きが簡素化される点が挙げられます。また、確定申告がスマートフォンでもできるため、多忙な人にとっては非常に便利なツールとなる可能性があります。

手続きの手間や時間がかかることが懸念されますが、申請方法は郵送やオンライン、証明写真機からも可能で、手続きは思ったほど煩雑ではないかもしれません。

マイナ保険証の対応義務化



2023年4月から、医療機関はマイナ保険証への対応を原則義務づける方針が発表されましたが、現段階で対応している医療機関はまだ6割程度です。このため、従来の保険証を使うことで医療費負担が増える可能性も含んでおり、多くの人がマイナンバーカード取得についての選択を迫られています。今後のマイナンバーカードとポイント制度の動向には注目が集まることでしょう。

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会社名
株式会社ヒューネル
住所
東京都文京区小石川2-1-2ユニオン小石川ビル705
電話番号
03-4530-0790

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