フライヤー、東京証券取引所に新規上場
本の要約サービス「flier」を運営する株式会社フライヤーが、2025年2月20日、東京証券取引所グロース市場に新規上場しました。この瞬間は、創業からの約12年間支えてくれた全ての方々に心から感謝を申し上げる機会でもあります。
「flier」の成り立ちと成長
フライヤーは2013年に設立され、以来3,900冊を超える書籍の要約を提供しています。これは、多忙な現代においてビジネスパーソンが求める知識を効率よく得られるサービスとして、多くの支持を集めてきました。現在、累計会員数は122万人を突破し、法人導入社数も1,100社を超える結果を残しています。
要約サービス「flier」は、単なる情報提供にとどまらず、出版社や著者との連携のもとに質の高い要約を提供することが重要な特徴です。特に、AIを活用した音声版も展開しており、ユーザーは通勤や移動中に耳で学ぶことも可能になっています。
法人向けサービスの充実
法人向けに展開する「flier business」は、企業の人材育成や福利厚生として利用されるため、コロナ禍を経て急速に利用企業が増加しています。企業はこのプログラムを通じて、社内研修の効率化や社員の知識向上を図ることができ、業績向上に寄与しています。その中で得られる「学びメモ」や「読書プログラム」は、社員が要約を通じて理解を深め、実践的なスキルを身につけるのに役立っています。
成長組織の支援
さらに、フライヤーは「flier成長組織ナビ」を新たにリリースしました。このサービスは企業の従業員の成長環境を評価し、組織としての成長を促進することを目的としています。従業員の成長に必要な要素を可視化し、各企業に対する具体的な打ち手を提示することで、多様な人材が持つ潜在能力を引き出していくのです。
未来への展望
今回の上場によって、フライヤーはさらなるサービスの拡充と顧客満足度の向上に努めると表明しています。「ヒラメキあふれる世界をつくる」というミッションに基づき、今後も多くの人々に知識へのアクセスを提供し続けることでしょう。誠実なサービス提供を通じて、ビジネスパーソンたちがより良い決断を下せる環境を整えることが、フライヤーの使命です。
新しい登場に伴い、ぜひウェブサイトやIRページでさらに詳しい情報を確認してください。
日本取引所グループ「新規上場会社情報」
フライヤーIRページ
株式会社フライヤーの次なる挑戦に、ぜひ目を向けてください。