働きかけるスタートアップを支援する新プログラム
東京都渋谷に本社を構える株式会社ソーシャル・エックスが運営する「ソーシャルXアクセラレーション powered by MUFG」が、ファイナリスト企業として選ばれた15社を発表しました。このプログラムは、社会課題の解決と持続可能な事業の成長を目指すスタートアップを対象としており、三菱UFJ銀行と三菱UFJ信託銀行の協力のもと、地域社会に貢献する事業の支援を行います。
ファイナリスト企業一覧
選ばれた15社は、以下のインパクトスタートアップとして注目されています。
1.
株式会社Alumnote: 地域創生モデルの実証により、人口減少や人材不足を解決。
2.
URBANIX株式会社: 地域の土地の価値を高め、循環型経済を促進するソリューションを提供。
3.
株式会社With Midwife: 地方の医療専門家とテクノロジーを活用し、人的資本の経営を実現。
4.
株式会社OHANA: 規格外農産物を動物たちに届け、廃棄ロスを削減。
5.
株式会社otta: IoTによる子どもと高齢者の見守りサービスを提供。
6.
株式会社想ひ人: 高齢者の問題を解決する介護サービスを展開。
7.
株式会社Gab: ゴミ拾いをゲーム感覚で楽しむイベントを提案。
8.
米とわたしと合同会社: 環境にやさしい米の生産を促進。
9.
合同会社シーベジタブル: 海藻の量産技術で食文化と生物多様性を守る。
10.
GeNiE株式会社: フリーランス向けの金融サービス提供を目指す。
11.
鈴田峠農園有限会社: IoTを活用した農業の取り組みで観光資源を創出。
12.
株式会社SlowFast: 子ども靴の寄付を通じて社会課題を解決。
13.
株式会社チャイルドサポート: 離婚後の経済的問題を解消するサポートを提供。
14.
ナオライ株式会社: 地域の日本酒文化を再生する取り組み。
15.
株式会社はんぽさき: 災害対応の効率化を図るデジタル地図サービスを提供。
メンタリングと最終審査会
プログラムの重要な要素として、ファイナリスト企業に対してメンタリングが行われ、そのプロセスを経て、2025年4月25日に行われる最終審査会に臨むことになります。この審査会では、自社のサービスやアイデアを自治体の代表者に向けてプレゼンテーションを行い、その内容が評価されます。
審査会の詳細
- - 日時: 2025年4月25日(金)12:30-17:00(予定)
- - 場所: Tokyo Innovation Base(東京都千代田区丸の内305 2F SusHi Tech Square)
- - 参加登録: Peatixでの事前登録が必要です。
今後のスケジュール
- - 2025年2月中旬~4月中旬: メンタリングによるブラッシュアップ
- - 2025年4月25日: 最終審査会
- - 2025年5月上旬~6月下旬: 逆プロポの募集期間
- - 2025年10月中旬: クラウドファンディング開始
このプログラムは、東京都のスタートアップ支援事業「TOKYO SUTEAM」の一部として、地域の課題を解決するための革新的な企業を育成することが期待されています。また、ファイナリスト企業は、三菱UFJ銀行と三菱UFJ信託銀行の強固なネットワークを活用して、地域貢献を実現するプロジェクトに取り組むことになります。