『YBS Baby Room』開園
2021-04-01 11:00:12

多様性を育む新たな一歩『YBS Baby Room』が開園

新たなバイリンガル教育の場を提供するYBS Baby Room



企業主導型の保育施設「YBS Baby Room」では、0歳から2歳までの子どもたちがともに育ち合う環境が整っています。この新しい施設は2021年4月1日に横須賀市にオープンし、国籍や文化が異なる子どもたちが共に遊び、学ぶ空間を提供しています。YBS Baby Roomの設立は、コロナ禍によって増加した待機児童の問題に対処するために行われました。

YBS Baby Roomの設立背景


特に2020年の緊急事態宣言中に、保育施設へのアクセスが困難な家庭が急増したことが、「YBS Baby Room」の開園を促す大きな要因でした。保護者たちが安心して仕事に専念できるよう、子どもたちが安全で多様性豊かな環境で生活できる場の必要性が強く認識され、YBS初の0歳児保育が可能な施設としての開設が決定しました。

バイリンガル教育の実践


「YBS Baby Room」の教育プログラムは、「混ぜる」をテーマに、多様性を尊重した社会環境を教育現場で体験させることにあります。実際、施設には日本人の子どもに加え、外国籍の子どもが多数在籍し、双方の言語や文化を自然に学べる環境が整っています。

生徒の割合は日本の園児が8割、残りが外国籍の園児で構成されており、これによって留学と同様の体験が可能になります。子どもたちは互いに交流することで、個々の文化理解はもちろん、言語能力も高めることができます。

保育の内容と環境づくり


「YBS Baby Room」では、バイリンガルなスタッフが英語と日本語で子どもたちに接します。日本人の先生が英語を通じて外国籍の子どもたちとコミュニケーションを図る様子は、言語の壁を感じさせない教育現場を生み出しています。また、地域に住む外国籍家庭とのつながりを築くことで、日米の文化が交わる場を提供し、子どもたちが成長する環境を最大限に活かしています。

企業主導型保育について


「企業主導型保育」は、平成28年度から始まった制度で、企業のニーズに応じた保育サービスを提供します。入園希望者は自治体から「保育の必要性」の認定を受ける必要があり、その後、施設と直接契約を結ぶことができます。「YBS Baby Room」は内閣府からの認定を受けており、安心して利用できるサービスを提供します。

まとめ



「YBS Baby Room」は、横須賀で多文化共生を実践する新しい教育の場を提供する重要な施設です。多様性を育む教育は、子どもたちにとっての国際的な視野を広げ、将来の可能性を無限に広げる手助けとなるでしょう。子どもたちが国籍や文化にかかわらず共に成長できる環境を整えることで、地域全体がより豊かになることが期待されます。

施設情報


  • - 施設名: YBS Baby Room
  • - 開園日: 2021年4月1日
  • - 所在地: 神奈川県横須賀市稲岡町82番地 神奈川歯科大学臨床研究センター2階
  • - 電話番号: 046-884-9367
  • - 募集状況: 定員に達したため応募終了

会社情報

会社名
株式会社LaLaLand Education
住所
神奈川県横須賀市若松町2-1川島ビル4階
電話番号
046-884-9367

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