富岡製糸場フランスウィークがやってくる!
2024年1月11日から1月24日まで、群馬県の富岡市で「富岡製糸場フランスウィーク」が開催されます。このイベントは、富岡製糸場が世界遺産に登録されてから10周年を記念し、フランスとの歴史的な関係を振り返る貴重な機会となります。
富岡製糸場とフランスの歴史
富岡製糸場は1868年(明治5年)に設立され、当初はフランス人技師ポール・ブリュナの指導のもとに運営されていました。当時、フランスのシルクを用いた高度な技術が日本に導入され、富岡ではその文化が確立されていきました。シルクは日本とフランスの日常生活や文化に深く根付いており、今回のイベントではその歴史を体験することができます。
絶対見逃せない映画祭
イベントの一つとして、「フランス交流映画祭」が行われます。この映画祭では、日本とフランスのシルク文化をテーマにした作品が上映されます。観覧は無料で、事前に申し込むと富岡製糸場の見学料も無料になります。上映作品には、ロココ時代の美しい絹を描いた「マダム・ソワ・セヴェンヌ【ダイジェスト 特別編】」や、富岡製糸場の誕生の物語を描いた「紅い襷(あかいたすき) 富岡製糸場物語」が含まれています。
上映日と場所
- - 開催日: 1月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)
- - 会場: 富岡製糸場 国宝・西置繭所多目的ホール
究極のシルクアート展
さらに、アート展も見逃せません。現代アート作家の中北紘子氏による、フランスの絹糸「セヴェンヌ糸」を使用したアート作品の展示も行われます。このアート展は1月11日から24日まで、富岡製糸場の国宝・東置繭所で観覧可能です。観覧は無料ですが、映画祭の整理券を持っている場合には見学料が必要です。
ガイドツアーや特典も盛りだくさん
また、イベント期間中はフランス文化を感じる町並みを散策できる特別なツアーや、フランスの国民的スポーツ「ペタンク」に挑戦する体験も用意されています。これらのイベントはお得な価格で参加でき、事前申し込みが必要です。
1月13日から24日まで、工女風の袴レンタルを利用すると、富岡クレープの缶バッジもプレゼントされます。
アクセス情報
富岡製糸場へはJR高崎駅から上信電鉄を利用し、上州富岡駅から徒歩約15分。また、車利用の場合は上信越自動車道の富岡ICから駐車場まで約10分です。駐車場は市営の有料駐車場や無料駐車場が利用できます。
おわりに
「富岡製糸場フランスウィーク」は、シルク文化の深さを感じる絶好の機会です。映画やアート、そして富岡の町並みを楽しみながら、ぜひフランスとの歴史に触れてみてください。