日本企業とインドのスタートアップが出会う場所、SEKAIBOXの魅力
最近、日本企業とインドのスタートアップを結ぶ新たなプラットフォーム、SEKAIBOXが注目されています。このプラットフォームの立ち上げは、インドにおけるスタートアップエコシステムの急成長を背景にしており、多くの日本企業がこの市場に関心を持っています。
SEKAIBOXとは?
SEKAIBOXは、インド市場へ進出を望む日本企業と、インドで急成長を遂げているスタートアップとのマッチングを支援するために設立されました。このプラットフォームは、インキュベイトアドバイザーズインディアと提携し、日本の企業向けにインドのスタートアップ情報を提供する仕組みが整っています。
提携の背景
2023年11月に立ち上げられたSEKAIBOXには、すでに約250名の大企業のメンバーが登録しています。そのうち、アジアに関心を持つ会員はなんと80%。特にインドのスタートアップには、高い関心を示しているものの、実際の情報やマッチングはまだ少ないのが現状です。
日印の友好関係を利用し、日本のVCがインドのスタートアップに投資する事例を紹介することで、関係構築をサポートします。また、インドのスタートアップは、今後ますます注目を集めることでしょう。
具体的な提携内容
提携内容は多岐にわたりますが、主要なポイントは以下の通りです:
- - インキュベイトファンドが投資しているスタートアップや、同社の支援を受けるスタートアップ情報をパーソナルに配信。
- - 上記スタートアップと日本の大企業とのコネクション構築を支援。
- - インドのスタートアップが日本市場でのブランディングを推進するための支援を行います。
Incubate Advisors Indiaとは?
インキュベイトアドバイザーズインディアは、インドのスタートアップエコシステムに特化してビジネスを展開する企業で、2018年に設立されました。代表を務める村上矢氏のもと、インドの市場動向やスタートアップ情報を詳しくリサーチ・アドバイザリー業務を行っています。
SEKAIBOXを運営するシェアエックス株式会社
日本からのスタートアップ支援を担当するシェアエックス株式会社も、2018年に設立され、神奈川県茅ヶ崎市に拠点を置いています。彼らの運営するSEKAIBOXは、日本とインド、それぞれの市場での交流を深めるためのプラットフォームとして機能しています。
未来に向けての期待
日本企業がインドのスタートアップと提携することで、両国において新たなビジネスチャンスや技術革新が期待されます。このような取り組みは、両国の経済成長に寄与すると同時に、日本がインド市場において先駆けて進出する大きなチャンスとなるでしょう。
SEKAIBOXは、今後さらに多くの企業に利用され、国際的なビジネスの架け橋として重要な役割を果たすことになると期待されています。