BTM、Laniakea社からの事業譲受でAI技術力を強化
株式会社BTM(以下、BTM)は、2025年1月17日に設立予定の子会社BTMAIZと共に、Laniakea株式会社(以下、Laniakea社)のSES事業を譲り受け、AI分野における技術力強化を目指します。これは日本の企業が抱えるDigital Transformation(DX)推進のための重要なステップです。
BTMのミッションと事業内容
BTMは「日本の全世代を活性化する」というミッションを掲げ、地方に埋もれた人財を活用したDX推進事業を展開しています。全国の開発会社との広範なネットワークをデータベース化し、地域ごとの開発案件とのマッチングを行うITエンジニアリングサービスを提供。また、自社の育成プログラムで「自律型フルスタックエンジニア」を育成し、DXソリューションを展開しています。
特にAI技術は、日本の労働力人口が減少する中で地方企業のDX推進に不可欠であり、BTMはその活用を通じて日本全体の活性化を図っています。
Laniakea社との連携
Laniakea社は、「テクノロジーによる社会変革を推進する」ことを目的としており、AIやブロックチェーンを駆使した総合的なDX推進サービスを提供しています。その中でも、機械学習やデータ分析において高い専門性を持っています。このような背景を持つLaniakea社からの技術と人材を迎えることで、BTMは自身のDX推進サービスを一層強化する予定です。
今後の期待
1. AI領域の技術力強化
Laniakea社からのエンジニアを受け入れることで、AIに関する技術力の向上が期待されます。この人材の参加により、AI技術を活かした新たなサービスやソリューションの開発が加速するでしょう。
2. ワンストップサービスの提供
BTMおよびBTMAIZは、Laniakea社のエンジニアと協力し、コンサルティングから企画、開発、運用までの一貫したサービスを提供します。これにより、クライアントへの提供価値が大幅に向上します。
3. AI人材育成
BTMのノウハウを基にした、AIエンジニア育成プログラムの構築も進めます。これにより、国内におけるAI人材の供給が促進され、さらなる業界の発展が図れると考えられています。
まとめと展望
BTMは今後、地方企業とのアライアンスを積極的に進めていく方針です。Laniakea社からの事業譲受は、BTMグループの技術力を強化し、事業拡大に貢献するものと位置づけられています。先端技術と地方のニーズを結びつけることで、BTMは地域経済の活性化にも寄与していくでしょう。今後の動向に注目です。