株式会社Resi Forが「SonicAI」に社名を変更
2025年7月、東京都港区に本社を置く株式会社Resi Forが、新たに「株式会社SonicAI(ソニックエーアイ)」へ社名を変更した。今回の変更は、同社が開発・販売するエッジデバイス「SonicAI」との統一を図るものであり、企業理念の具現化と事業のさらなる発展を目指すものだ。
SonicAIの事業概要
SonicAIは、製造現場における製造、搬送、検査工程の自動化を実現するための製品を提供している。具体的には、IoTエッジデバイスやディープラーニングを活用した画像処理ソリューションを開発し、製造業の抱えるさまざまな課題に正面から向き合っている。特に、人材不足や品質管理、トレーサビリティといった問題に取り組む姿勢が評価されている。
創業者 代表取締役CEO 田中寛之
田中寛之氏は、慶應義塾大学経済学部を卒業後、キーエンスやA.T.カーニーでの経験を経て、2024年に株式会社Resi Forを設立した。彼自身、東京都大田区の京浜工業地帯で育ち、製造業の現実に対して強い危機感を抱いていた。これが、同社の事業背景にある。
社名変更の背景
新社名「SonicAI」には、製造業向けの高度なAI技術に対するコミットメントが込められている。主に二つのポイントが強調されている。まず一つ目は、新社名に含まれる「Sonic」という言葉。これは音速を表すものであり、高速かつ高精度なAI処理を象徴している。現代の製造現場では、システムの処理速度が生産効率に直結しており、何よりも早く正確に対応できることが求められている。
二つ目は、「AI」という要素。これにより、同社がどのような技術を持ち、どのような価値を提供するかを明確に打ち出している。
今後の展望
新たな社名のもと、SonicAIはさらなる技術革新を進め、製造業界に貢献することを目指す。また、社名変更によって所在地や電話番号、サービス内容に変更はない。
採用情報
現在、SonicAIではハードウェアとソフトウェアに関心を持つエンジニアを募集している。特に大学や大学院で電子工学や関連分野を学んできた人材をターゲットにしつつ、研究よりも実践に重きを置いた「ものづくり」に情熱を注げる方の応募を期待している。興味のある方は、採用担当の田中氏(
[email protected])に直接コンタクトをとってみてほしい。
このように株式会社SonicAIは、未来の製造業を見据えた新しい挑戦を続けている。今後の成長が期待される企業として、その動向に注目が集まることだろう。