CCCが主催する食のサステナビリティフォーラム2026が始動
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する「みんなのエシカルフードラボ」は、2026年8月に「食のサステナビリティフォーラム2026」の第1回目を開催しました。その目的は、食品メーカーや流通、IT企業など、さまざまな業界の関係者が集まり、現在の食におけるエシカルな価値を翻訳し、消費者を引き込む新しい切り口を見いだすことです。
フォーラムの開催背景
これまでのフォーラムでは、参加者の意見から日本の消費者が商品の「社会的価値」だけでなく「美味しさ」「楽しさ」「品質」などの側面を重視していることが明らかになりました。このことを踏まえ、2026年は「生活者への訴求」へとシフトし、エシカルの含みを超えた新たな価値観を模索します。
第1回 Future Session の内容
このフォーラムでは、約50名の業界関係者が集まり、エシカルに代わる新しい言葉を見つけることをテーマに「Future Session」が行われました。ファシリテーターにアーティクル株式会社の社長、有福英幸氏を迎え、参加者は交互に意見を交わしながら、エシカルに関連する本質的な価値について掘り下げました。
開会挨拶
CCCの安田秀敏エグゼクティブオフィサーは、フォーラムの開会の挨拶で、持続可能な地域社会に向けた「食」における循環システムの構築の重要性を強調しました。特に、食はつくる人、届ける人、食べる人を結ぶ重要な要素であり、そのつながりを再構築することが大切だと述べました。
持続可能な食の未来
「みんなのエシカルフードラボ」のリーダー、瀧田希氏は、2021年に設立されたこのプロジェクトの背景について説明。持続可能な食における課題を克服するためには、企業だけでなく、地域や生活者との共創が不可欠です。2026年には新たな訴求キーワードを開発し、「エシカル」が生活者にとって身近な言葉となるようなアプローチを目指しています。
Future Sessionの活動
Future Sessionでは、参加者が異なる視点からエシカルの本質的な価値を言語化しました。グループ対話では、「美味しさと社会的価値の両立」や「三方よしの循環構造」を基に、生活者が考えるエシカルフードの価値を深堀しました。さらに、「企業の社会的貢献」と「個人の消費体験との接続」にも触れ、具体的な提案が出されました。
次なるステップ
フォーラムから得られたアイデアを基に、明治大学の加藤拓巳准教授とともに新しいキーワードの開発が進められます。その結果、2027年に複数の店舗でエシカルフードフェアが行われ、消費者がエシカルについて考えるきっかけを提供する予定です。このように、CCCは食の持続可能性を推進する取り組みをさらに強化していきます。
結論
CCCが主催する「みんなのエシカルフードラボ」は、今後も生活者、メーカー、流通などと連携し、「エシカルフード」の普及を目指しています。「食のサステナビリティフォーラム2026」は、その第一歩となる重要なイベントであり、今後の進展が大いに期待されます。