博報堂キースリーとDIMOの提携
株式会社博報堂キースリーは、米国発のブロックチェーン技術を活用した新しい自動車データエコシステム「DIMO」とのパートナーシップを発表しました。この提携により、博報堂キースリーは日本市場向けに同技術の導入を促進します。DIMOファウンデーションは、自動車産業に特化した分散型の物理ネットワーク(DePIN)プロジェクトに取り組んでおり、自動車データ提供者に報酬を提供する仕組みを構築しています。
DIMOの特長
DIMOは、自動車データをエコシステムに提供することにより、ユーザーに報酬を与えます。このプロジェクトは、オンチェーンのアイデンティティを自動車に付与し、所有者が自動車とそのデータを管理できるようにします。これにより、データプライバシーが守られると同時に、顧客にとって新しい体験や経済的価値を生み出しています。
現在、DIMOは米国、カナダ、ヨーロッパでの展開を進めており、15万台以上の車両と接続され、200社以上の開発者がそのプラットフォームを利用してアプリケーションを開発中です。
DePINについて
DePIN(Decentralized Physical Infrastructure Networks)は、デジタル世界と現実世界をつなぐ新たなサービスやプロダクトとして注目されています。この手法は、ブロックチェーン技術を駆使し、従来の中央集権的な管理手法に代わって、さまざまな業界の課題解決に貢献することが期待されています。特に自動車産業では、新しい顧客体験を提供するための強力なツールと見なされています。
博報堂キースリーの役割
博報堂キースリーは、DIMOファウンデーションとの協業を通じて、日本の自動車業界への進出を進めます。特に自動車関連企業や業界のリーダーとの連携を深め、DIMOの技術を日本市場に適用するための計画や実証実験を推進します。
DIMOの共同創設者、アレックス・ラウィッツ氏のコメント
「DIMOは単なる企業ではなく、同じ志を持つ企業が集まり、より良いコネクテッドカーの未来を構築するためのオープンなエコシステムです。博報堂キースリーは日本導入に向けた理想的なパートナーです。」と述べています。
博報堂キースリーのCEO、重松俊範氏のコメント
「DIMOとの提携は非常に喜ばしいです。Web3技術が社会に実装される中で、現実世界との接続が不可欠です。DIMOの技術は大きな可能性を秘めています。」と語っています。
今後の展開
博報堂キースリーとDIMOの協業に関する問い合わせは、
[email protected]まで。プロジェクト成果に対して限りがございますので、参加希望の企業はお早めにご連絡ください。
博報堂キースリーについて
博報堂キースリーは、株式会社博報堂の子会社として2022年に設立され、Web3事業をプロデュースしています。生活者の視点を重視し、革新的なWeb3サービスを提供することを目指しています。詳細は公式サイトをご覧ください。
公式サイト:
https://key3.co.jp/
公式X:
博報堂キースリーのX