関西万博の里山体験
2025-07-28 10:06:19

大阪・関西万博で体感する里山の魅力—京都ブースの新しい試み

大阪で開催中の関西万博。その中でも関西パビリオンの京都ブースが注目を集めています。今回、このブースでは、京都の自然や文化をテーマにした里山ジオラマがテーブルプロジェクションとして展開されています。このイベントは、7月28日から8月3日まで行われ、多くの来場者に新しい体験を提供しています。

里山の魅力を視覚・聴覚・触覚で体感



金沢工業大学メディア情報学科の高野佐代子研究室が手掛けたこの展示では、日本の里山の風景を映像として表現しています。テーブルプロジェクションは40cm×30cmのテーブルの上に投影され、里山の稲作から田植え、みこしや盆踊り、さらにはお米や京野菜といった食文化まで、さまざまな要素が5分間のコンピュータグラフィックス映像として表現されています。この展示の最大の特徴は、視覚だけでなく、聴覚や触覚でも体験できる点です。特に触覚については、テクタイルツールを用いて振動表現が取り入れられており、来場者は自然環境を触って感じることができます。

テクタイルによる新たな体験



テクタイルとは、最先端の技術と触覚表現を組み合わせた造語です。この展示によると、視覚と聴覚だけの体験に比べ、振動という触覚的な要素を加えることで、より複雑で豊かな体験が得られることが明らかになっています。視覚因子の明るさやきらめきが高められることで、里山の魅力が一層引き立っています。

多様な来場者へ向けた配慮



高野研究室の展示は、外国語話者にも楽しめる内容に仕上げられています。音を出さないため誰でも気軽に体験できるため、多国籍の来場者にも優しいアプローチとなっています。展示が行われている京都ブースは、「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」をテーマに、京都の多様な文化や食、産業、環境を発信する活動の一環でもあります。

これからの展示や体験に対する期待



関西万博の開催を通じて、京都ブースから発信される新たな体験型アプローチは、今後の展示やアートの方向性を示唆しています。来場者は、里山の季節や自然の美しさを視覚と触覚で感じながら、京都の文化を新たに理解する機会を得ることができるのです。大阪・関西万博の京都ブースは、里山の魅力を再認識させるきっかけとなることでしょう。これから訪れる来場者たちが、このユニークな体験を通じて里山の素晴らしさに触れ、食や文化の深さを感じることを期待しています。


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