東北大発ベンチャーが開発するエッジAIプラットフォーム「StingRay」がついにベールを脱ぐ!
2024年11月20日からパシフィコ横浜で開催される「EdgeTech+ 2024」で、エッジAIプロダクトの開発を行うTokyo Artisan Intelligence株式会社が、開発中のエッジAIプラットフォーム「StingRay」のコンセプトを公開します。
「StingRay」は、Efinix社製のTitanium FPGAを搭載したAI処理向けプラットフォームです。高速処理、低遅延、低消費電力、柔軟性、並列処理といった特徴を備え、電力制限のある環境下でもリアルタイム物体検出や画像認識、高速データ分析などを可能にします。
同社の「StingRay」は、東北大学発ベンチャーという背景を反映し、仙台の武将「伊達政宗」をモチーフにしたロゴを採用しています。FPGAを搭載したAI処理向けプラットフォームという特性を、海を潜って這うエイ(StingRay)に例え、AIコンピューテーションを解決する潜在的なプロダクトであることを表現しています。
EdgeTech+ 2024:AI/生成AIで加速する事業変革と産業DX
「EdgeTech+ 2024」は、AI/生成AI技術が加速する事業変革と産業DXをテーマに開催される展示会です。Tokyo Artisan Intelligenceは、今回の展示会で「StingRay」のコンセプトを公開し、その技術力をアピールします。
展示会では、「StingRay」を活用したAIシステムを紹介し、詳細な説明を行います。来場者は、実際にシステムをご覧になりながら、Tokyo Artisan Intelligenceの技術について理解を深めることができます。
会場では、直接商談会も実施されますので、興味のある方はぜひブース番号 AN-14 までお越しください。
Tokyo Artisan Intelligence:エッジAIのリーディングカンパニー
Tokyo Artisan Intelligenceは、AIアルゴリズムをクラウドではなく、端末側で実行する「エッジAI」のリーディングカンパニーです。同社は、「ニューラルネットワーク圧縮技術」と「ハードウェア実装技術」を駆使することで、リアルタイム性と低消費電力を両立した、高性能なエッジAIを提供しています。
これまで、産業機器、医療機器、製造装置、ヘルスケア、インフラなど、幅広い分野のお客様に対して、データセット構築から学習、ハードウェア実装、サポートまで、ニーズに合わせたトータルソリューションを提供してきました。
会社概要
Tokyo Artisan Intelligence株式会社は、2020年3月に設立された東北大学発のベンチャー企業です。「AI技術で人類の発展に貢献する」という理念のもと、有能な人材育成と新しいコンピュテーション技術の創出に取り組んでいます。
会社名: Tokyo Artisan Intelligence株式会社
本社所在地: 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3−12新横浜スクエアビル14階
代表取締役: 中原 啓貴
設立: 2020年3月
事業内容: 深層学習アルゴリズムの研究開発、エッジAIプロダクトの開発および販売、AIエキスパート・エンジニアの育成
HP: https://tokyo-ai.tech/
まとめ
Tokyo Artisan Intelligenceが開発するエッジAIプラットフォーム「StingRay」は、高速処理、低遅延、低消費電力などの特徴を備え、様々な分野で活用が期待されています。今回の展示会で、その技術力と将来性をぜひ体感してみてください。