大学生の社会問題意識
2026-02-03 11:57:26

2027年卒業予定の大学生による生活調査、社会問題意識の高まりを示す

2027年卒業予定大学生のライフスタイル調査



株式会社マイナビが発表した「2027年卒 大学生のライフスタイル調査」では、大学生や大学院生の社会問題に対する意識や収入状況についての興味深いデータが示されました。調査は2025年11月28日から2025年12月25日の間に行われ、全国の学生2,151名が参加しています。

社会問題への関心



調査によると、大学生が最も関心を持つ社会問題は「インフレ・物価上昇」で、全体の28.3%がこの問題に注目しています。この数字は前年比で10.1ポイントの上昇を示し、非常に大きな関心の高まりを示しています。一方で、女子学生においては「少子化・働く女性支援が1位」に位置しており、男女間で異なる課題認識が浮かび上がります。

特に男子にとって「インフレ・物価上昇」が32.2%と高いのに対し、女子は21.7%と相対的に少なくなっています。逆に、女子の「少子化・働く女性支援」は男子にとっては関心が低く、これらの結果は学生の将来に対する考え方の違いを反映していると言えます。また、今年から初めて設問に加えられた「クマ問題」は7位にランクインしており、これも新たな社会問題として意識されていることを示唆しています。

生活への影響



続いて、円高や物価高の影響について尋ねたところ、「食費が上がった」と答えた学生は54.0%に達しました。この影響は学食や生協の値上がり、さらには飲み会や外食を控える傾向にも表れています。特に昨今の物価の上昇は、学生生活において直接的な影響を与えていることがわかります。

アルバイト収入の状況



さらに、2027年卒の学生たちのアルバイト収入にも注目が集まります。1カ月あたりの平均収入は39,017円で、前年比1,733円の増加を記録しました。これはコロナ禍前の21年卒の水準(39,473円)にも近づいてきています。男子は35,209円、女子は41,098円で、女子の収入は調査開始以来の最高額を更新しました。

自由に使える金額も38,051円と過去最高を記録しており、特に女子学生の経済状況が改善されている様子が伺えます。これらの結果は、物価高という厳しい環境の中でも、学生たちがアルバイトを通じて経済的に自立していることを示しています。

最後に



調査結果を受けて、マイナビキャリアリサーチラボの研究員である石田力氏は「インフレ・物価上昇が大学生のライフスタイルに大きな影響を与えている」とコメントしています。学生たちが感じる社会問題は、彼らの将来や就職活動にも関わってくるでしょう。今後の社会変化にどう適応していくのか、注目が集まります。これらのデータは、企業が学生を理解するための重要な指標となることが期待されています。


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