レゾナック・ホールディングス、SX銘柄2025初選定の話題
株式会社レゾナック・ホールディングス(社長:髙橋秀仁)が、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「SX銘柄2025」に初めて名を連ねました。この選定は、レゾナックが持続可能性を通じた企業価値の向上に取り組んでいることが証明されています。
SX銘柄とは?
「SX銘柄」とは、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)をテーマに企業の持続可能な成長を目指す先進的な企業を選ぶ制度です。2023年2月に創設され今回で第2回目の選定が行われ、13社がその仲間入りを果たしました。
レゾナックの選定において評価されたのは、主に次の2つのポイントです。まず、企業パーパスとして「化学の力で社会を変える」というビジョンがしっかりと打ち出されており、「イノベーションと事業を通じた共創力の向上」と「社会価値の創造」を重要な課題として設定していることです。
また、責任ある事業運営を通じて信頼を醸成し、自律的で創造的な人材の育成に努めている点も高く評価されました。 さらに、2030年までに「世界トップクラスの機能性化学メーカー」となるという長期的なビジョンが具現化され、その達成に向けた具体的な施策が進められています。
企業価値の向上に向けた取り組み
「企業価値は戦略×個の力×企業文化によって生まれる」という考え方を元に、レゾナックはさらなる競争力の強化を図りつつ、共創を進めています。これにより、世界的に高い技術と優れた製品を提供し続けていくとしています。これに伴い、持続的に企業価値を向上させ、同時に社会課題の解決にも貢献することを目指しています。
レゾナックは「化学の力で社会を変える」というパーパスのもとで、経済的価値を追求すると同時に、ステークホルダーの期待に応え続ける姿勢を示しています。
会社の概要
株式会社レゾナック・ホールディングスは、半導体や電子材料、モビリティ、イノベーション材料、ケミカル等、幅広い分野で機能性化学を展開しています。2023年1月に昭和電工と旧日立化成が統合して誕生した新しい企業です。社名「Resonac」は、英語で「共鳴する」を意味する「RESONATE」と化学の「C」を組み合わせたもので、共創型の化学会社を目指しています。
2024年度の売上高は約1兆4千億円が見込まれ、海外売上高はその56%を占めています。世界24の国や地域に製造・販売拠点を持ち、グローバルに事業を展開しています。さらなる詳細については、レゾナックの公式ウェブサイトで確認できます。
株式会社レゾナック・ホールディングス公式サイト