デジタルハリウッドが新たに法人向けDX研修プログラムを提供開始

デジタルハリウッド株式会社が運営する『G's』（ジーズ）は、法人向けに新しい研修プログラム「DX推進リーダー養成講座」の提供を始めました。この講座は、企業が抱えるデジタルトランスフォーメーション（DX）に向けた新たな支援の一環であり、2024年にデジタルハリウッドがベネッセグループに参画したことを受けて、そのノウハウや経験を結集し開発されました。

講座の背景と目的

ジーズは、これまでイントレプレナー（社内起業家）育成のための「事業創造型DXプログラム」を実施し、多くの企業で新規事業開発を支援してきました。しかし、既存のDX研修が成果に結びつかないといった課題も多く、生徒たちが学んだ内容を実務に反映させることが難しいという声が浮上していました。このような背景を踏まえ、ジーズは新たに「DX推進リーダー養成講座」を開発したのです。このプログラムは、実践を通じて実際の行動の変化を促すことに重点が置かれています。

講座の特徴

この講座では、以下の3つの要素を組み合わせることで受講者を“自走するDX人材”に育成します。

- 身体知：受講者は実際にコードを実行し、AIプロダクトやデータ活用の体験を通じて学びます。非エンジニアでも技術的な基礎を身につけることが可能になります。
- 当事者意識：受講者は自社の課題に対し、主体的に取り組むことで、その重要性を実感し、成果を導くプロセスを体験します。
- 事業創造力：Techスタートアップ育成で培ったスキルを活かし、新しい事業のアイディアを具体的に形にする力を養います。

さらには、研修の最終成果として、各受講者が自社の中期経営計画に沿ったDXプロジェクトを立案・実装し、その成果を経営層の前で発表する社内デモデイを実施します。これにより、研修で得た知識が企業内で実際に活用されることを目指します。

実施方法

この講座は「オンライン通学型」と「個社開催型」の2つの形式で受講が可能です。
1. オンライン通学型：指定の期間に沿って複数回の開講が予定されており、各回の申し込みは開講月の前月末までです。
2. 個社開催型：企業のニーズに応じた形でカスタマイズされ、受講者と企業の都合に合わせた授業のスケジュールが組まれます。日中のビジネス時間とは異なる時間に講義を実施することも可能です。

まとめ

デジタルハリウッドの「DX推進リーダー養成講座」は、ただの座学に留まらず、実践を通じて学びを深め、企業のDXを実現するための強力なサポートを提供します。これにより、企業が直面している多数の課題に対して、より効果的に対応できる人材を育てることが可能となるでしょう。このプログラムに興味がある方は、公式サイトから詳細な情報を確認し、申し込み手続きを行ってください。

公式サイト： https://g-s.dev/for-business/